カッテレンできるかな

生活者、たった1人からはじめてみるおしどりマコちゃんのカッテレンの記録です。東三河の片隅からハミガキするように社会のことを考えて、半径5mを少しずつ変えてみたいと思います。

おしどりマコ インタビュー第一弾【文字起こし】(13:52)

「半径5m」という言葉をどうとらえたらいいのか?

社会の問題で、変えたいことはいっぱいあって、こうなったらいいのにな、ああなったらいいのになって、いっぱいあるんですけど。
でも、大きすぎて諦めてしまって、それで何もやらない、っていうのが昔の私 割とそういうことが多かったんですけど。そうじゃなくって、めっちゃデカい社会の問題だけど、自分の周りを変えることは出来るので、急にでっかい社会全体、世界全体を変えるんじゃなくって、コツコツ、それぞれが、色んな位置で、自分の半径5mを少しずつ変えていったら、いつのまにか社会は変わるし、ひょっとしたらスッゲー沢山の人が、急に「よし分かった、ウン、変えよう!」と思ったら、一気に変わるんじゃないかと思うんです。
…まあね、一気に社会は変わらない方がいいと思うケド。(笑)

あの、家族とか、ま、半径5mって家族とか、友達とか、職場とか、学校の友達とか、すごく身近な人たちなんですけど、でも、そういう人たちと話をすることもスゴい大切で、どぉ-せ伝わらないから、どぉ-せ考え方が違うから、全ッ然しゃべんないっていうんじゃなくて、なんかその-、伝わる話もあって、伝わらない話もあって、それでいいんじゃんって思うんですよね。
で、その楽しい話をして、なんかあんまりおもしろくない話もして、自分がやりたい話をして、耳の痛い話もして、そのいろんな話をする中に、自分が住みたい社会はこうだとか、この問題はこう解決したらいいのになって、それをちょいちょい話の間に挟んでいくことだと思うんです。
で、うん、でもまあ半径5mを、その全ッッ然意見が合わない人を無理やり論破するってことじゃなくて、「ここの意見が違うよね」っていうところを確認しあう、っていうそういう作業でもあって、一から百まで同じ意見の人なんか絶対いないので、どこまでが一緒で、どこまでが違っていて、あじゃあココの部分一緒だったらソコは一緒にやればいいじゃん、とか、そういうことだと思うんです。
で、半径5m、知り合いだけじゃなくって、え-、良くごはんを食べに行くところのお店の人であったりとか、マンションの管理人さんとか、とにかく、自分の生活圏の人たち、と、いろんな話をして、いろんな人が居て、いろんな考え方の人がいる、っていう、それをコツコツ繰り返すことだと思います。

立候補を決めてから半径5mで変化したことは?

あ-!おもしろいな!そうですね!だからその半径5m、自分の半径5mを、ずらすことで変えられるやり方もあるって、私 気づいたんですね。
自分が芸人でしたけど、取材を始めて、いろんな記者さんと話をすることで、フリーランスとか、あのマスコミの人とか、大手が悪い!マスコミが悪い!じゃなくって、フリーランスがいい!っじゃなくって、え-、まッいろんなところにいろんな人がいるっていうだけで、それで自分も報道のことを良く知ったし、マスコミの人たちも、あ、こうやって考えるんだ、あ、こうゆう風に連携取ればいいんだ、ってすごくこう、あの、伝わった部分もあるんで。
東京電力の人たちも、省庁の人たちも、私、すっごいこう…厳しく追及しているようで、連携をとったり、「ここはね、絶対ね、東京電力として、こういう情報の出し方をした方が、信頼性が高まると思うんです!」って言い続けたら、変わってくれたりした部分が結構あるんですね。
だから、自分の半径5mをずらしていくことで変えられる場所がたくさんあることに気づいて、それで、自分が立候補して、そして国会議員の先生がたの半径5mにもぐり込むッ!っていうやり方もあるなと思ったんです。
で、実際に立候補して、私ね、何がおもしろかったかっていうと、議員の先生たちは、なんていうのかな、取材してるときに、もう既に議員レクしたりとか、色々話をしてたんですよね。
で、選挙するってなって、半径5mが違ってきたって感じたのは、その、政治家の方々じゃなくって、選挙のために動いている人たち、その、半径5mを知ったのがおもしろかったんですよ!
その選挙じゃぁ届かないな、とか、あの、あっこういうやり方があるんだ、すごいな、とか、その-、社会を変えて行く動き方、すごい沢山あるんだと思いますけど、選挙も直接にものすごい影響を及ぼすし、その選挙のやり方として、半径5mっていう言葉ではないですけど、生活の中に、より、こう、政治のこと選挙のこと社会のことを滑り込ましてくる人っていうのが、あ、これは世の中を変えるし、選挙に強いなって思いました。
芸人って、あの創価学会の人多いし、え-あと、吉本大阪だと、維新の人も多いんですね。創価学会の選挙とか、維新の選挙とかの話を、私が立候補するっていうことになって、色々教わったり、色々聴きに行ったりして、それが勉強になりましたね、ほんとに。おもしろい!

街頭演説やネットで、『なぜ立憲民主党から出馬したのか?』と聞かれることが少なくないですよね?

なぜ、立憲民主党かっていうと、それはやっぱりその原発事故があった時の総理大臣と、官房長官と、トップの人たちが、首相官邸の中にいる人たちが、今 立憲民主党のトップで、現役の政治家としていらっしゃって、で、それが野党第一党になって脱原発を掲げてるっていうのがすごく大きいです。

で、私ずっと取材をしていて、もう一度きちんと原発事故の問題追及はすべきだと思っていて、で、まあそうなるように動いてきたつもりだったんですけど、でも事故から何年も経ってしまって、まあ今年8年目ですけど、で、事故の時の当事者の首相官邸の中に居た当事者の方々が、もう一度、事故の追及をすべきだと、言い出してほしいと思っていて、そして言い出すべきだと思っているんですね。
それは私、枝野さんとか、菅さんとか、福山さんとかを守ることにもなるし、立憲民主党の、あの、信頼性を人気を高めることにも繋がると思うんですよ。
でも、あの、え-、そう、自民党政権が長年率いてきた原子力の事故が起こった時、たまたま民主(党)政権で、これあの地震があって、どの政権でも、どの総理大臣でも、事故を、原発事故を防ぐことは出来なかったと思うんで、その時に、何が出来て、何が出来なかったのか、どういう情報が上がってきて、どういうブレーンがどういう省庁が、誰が何を言ったのか等、きちんと明らかにすることっていうのは今生きている私たちだけじゃなくって、将来とか、世界の人たちにとってとても重要な情報だと思うんですね。
それをきちんと明らかにすることが、菅さんとか枝野さんの、その、今後、歴史の中で身を守ることにもなると思うので、是非、立憲民主党が率先してそれをやってほしい。そして、野党第一党脱原発を掲げるのであれば、原発事故の追及をもう一度きちんとして、それで原子力は要らないんだと、そう言って欲しいと思っています。
だから立憲民主党なんです。

なぜ立憲民主党からと同時に『山本太郎さんと合流しないのか?』という質問も多いですよね?

まあ、まず山本太郎くんからは『出ない?』って、まあまず、ま、その声がかからなかったと言う事と、立憲民主党からは『出ませんか?』と言われたという、ま、単純に、その、話?
その『共産党から出ない?なんで出ないの?』とか、あの-『社民から出てくれたらよかったのに。』とかもよく言われるんですけど、「いや、まあ単純に誰も声かけてくれなかった、立憲民主党に一番先に声かけられたっていうだけな話でもあります。」みたいなこと毎回言ってますけど、ま実際、そう、そういう事もあり、後、山本太郎くんの原発事故の質問をずーっと、できるだけお手伝いして、あの-、協力できるところは、連携して書いてきたんですけど、その-、山本太郎くんは国会議員になって、本っ当に頑張ってくださって、矢面に立ってくださって、で-、…でも太郎くんの質問を書いていて、例えば委員会で、あの-すごい素晴らしい調査研究をしている、いろんな報告書を出している研究者や、え-、県民健康調査検討委員会の評価部会の部会長、いろんな方が、委員会質問に参考人として出るよと、承諾を取り付ける事ができたんですけど、でも委員会の理事懇談会で、理事懇でハネられるんですね、あの-、太郎くん独りだと、参考人も呼ぶ事ができなかったんです。他の野党の人たちとの、そして与党の人との連携を取らないと、できないことがいっぱいあると気づいて。
で、後、太郎くんの方からいろんな情報を、コレ出してもらえない?環境省に、コレもらえない?って言っても、出てこなくって、『存在しません。』とかいって却って来るんですけど、私が一般市民として情報開示請求した方が出てくるんですね。それは、情報開示請求の法律の、まぁ問題でもあり、人によって対応が違う、え-、きちんとしたマニュアルになってないというところでもありますけど、でも、その、いろんな人と連携をとって、運用、社会を変えて行くっていうことも、すごく必要なことだなと思って。
なので、その-…、え-…、私は2人目の、なれないです、ま、なれないんですけどね、あの人はすごすぎるから、なれないんですけど、2人目の山本太郎が、出てくる必要は全くないと思っていて、そうではなくって、私はその、色々な人たちと連携をして、味方を増やして、自分がやりたい事を達成していきたいと思ったんです!

脱被曝 脱原発以外でやりたい事、実現したい事は?

色々沢山やりたいことはあるんですけど、あの、ま、民主主義の基本だと思うのが情報開示。
私、人と対話をすること、話し合うこと、議論すること、さっきの一から百まで同じ意見の人なんか居なくって、どこの部分で一緒か、そして連携できるか、きっとその野党が一つにまとまるとか、色んな、こうイシューがあるっていうのも、そこはとても重要だと思っていて、何と何なら連携がとれるのか、でもこの部分になったら違うから、それはまあ今は置いといて、とりあえずここだけで合流する、でもここ違うからあとで闘うよ、みたいなのを切り分けるためにも対話が必要だし、議論が必要だし、そのためには一番情報が必要だと思っていて、その情報がきちんと表に出てこない、自分たちが考えるための情報が出てこないっていうのが一番問題だと思います。
情報が改ざんされたり、隠蔽されたり。
え-、もう、国家だけが情報を独占して都合の良いとこだけ摘み取って、結果だけを押し付けてくる、っていう状況がおかしいので。
まあ原発事故も特にそうですけど調べないっていう情報隠蔽もありますしね。
情報をきちんと保全して、共有するっていうことは、一番やりたいことです。すべての問題を通して。
で、あともうひとつ、やっぱり一番気になるのは、その-……、……諦める人を減らすってことですかね。その-もうほんとに私もそうでしたけど、経験ありますけど、自分のね、こう、自分は原発事故の取材しててもそうでしたけど、ほんとは、社会のことに関して自分もモノを言いたいし、原発事故のことに関して動きたいっていう芸人も、仲良しの人たちもいっぱいいましたけど、でも、仕事がなくなるとか、子どもがいるからとか、自分の人生とか社会のこと、ん違う、家庭のことを考えると、モノを言えない人を、たくさんみたので、そうじゃなくて、その-、もっと自分の生活とか自分の家庭が、ガマンしなくても、諦めなくても、ちゃんと継続するっていう、そういう担保があれば、すごくたくさんの人が社会のことに関して、他の人の問題に関して、目を向けると思うんですね。
自分のことばっかりで、精一杯になってしまって、明日とか来年の自分のことしか考えられなくって、それを考えるだけで生きていくのにいっぱいになってしまって、ブラックの問題でもそうだし、介護の問題でもそうだし、全部そうなんですけど。
だから、ま最低賃金が1,500円にもしてほしいし、その-、すべてほんとに、自分の未来とか将来を信じられなくなって、そういう考える余裕がなくなったので、他の人の痛みや問題に目を向ける人がいなくなって。
そして、自分さえよければ、自分さえよければまでいかなくても、動きたくても、今の自分の仕事や家庭が無くなるかと思うと、何もできないという人が、とても多いので、そういう人たちを見たので。
ま一番やりたいことは、ほんとにそういう、諦めずに、取り残されない人が、え-取り残される人が出ない社会を作るっていうことですかね。
あ?全然まとまってないなぁ?


 ※各見出しから、その内容に頭出しした動画に飛びます。(つまり、そこから聴けます。最後まで。)