カッテレンできるかな

生活者、たった1人からはじめてみるおしどりマコちゃんのカッテレンの記録です。東三河の片隅からハミガキするように社会のことを考えて、半径5mを少しずつ変えてみたいと思います。

7/4公示日 おしどりマコ第一声@東電前【文字起こし】(15分)

 

2019年7月4日(木曜日)12:00~@東京電力本社前

(~前説略~) 

菅直人いよいよ、参議院選挙がスタート致しました。おしどりマコさんには何としてもですね、日本の原発を無くし、世界の原発を無くし、そして安心な世界を作るために、当選してもらいたい!
私も、うちの嫁さんを口説くと次くらいに一生懸命マコさんを口説きまして、立候補を決意してもらいました。またこの東電のこの本社に来るのは、2011年3月15日の午前4時半ごろでしたでしょうか?東電に私、ひとりとして乗り込みました。そしてその時にはあるいは、東電の皆さんが、社長を含めて、危険だから、現場から撤退したいという、そういう考えをお持ちだったようでありますが、私は何とかそれは、危ないことはわかるけども、それをやられてしまうと、その後、原発のコントロールを出来る人は、他には居ないもんですから、ここはなんとか、踏ん張って欲しいということを申し上げたのもその3月15日の午前5時か6時の頃のことでありました。
それから、8年が経過しました。幸いに、と言うと誤解を招くかもしれませんが、ほんとに、一つ間違っていれば、東京中から250km圏の範囲で人々が、50年100年と逃げなきゃいけない、瀬戸際だったんですね。そこまで拡大しなかったことは、私は本当に東電の皆さんの踏ん張りも、非常に大きかったと思っておりますし、また多くの関係者が頑張って頂いたことが、非常に大きかったと思います。しかし、同時にいまだに現場に帰れない、福島に帰れない人も沢山あるわけでありまして、そういう問題も含めてですね、これからのエネルギー政策、あるいはこれからのそうした環境政策について、おしどりマコさん、もう私から言うことは無いと思いますが、ずーっとこの東電の記者会見に700回以上ですか?通って、そしてその情報を、一般の国民の皆さんに、わかりやすく伝える。どの新聞よりも、わかりやすく伝える。私はそのことだけでも凄いことだと思うんですね!
特に今の政権は、全て自分に都合の悪い情報は、隠して隠して隠しまくるわけですから。おしどりマコさんにかかると、それが全部わかりやすく皆さんに伝わる。そのことだけでも極めて大きいわけですけれども、是非その力を、今度は国会の中に、参議院議員として参加をしていただいて、大いに発揮していただきたい。今日は数はけして多くはないかもしれませんが、こうしていろんな形でネット上で全国の皆さんに、おしどりマコさんの、このスタートの、最初の、演説。この東電前の、東電本社前での演説を是非聞いていただいて、みなさんのご支持が7月21日、あるいはその前の、期日前投票で、「おしどりマコ」と書いてくださいね!あの、政党名でも個人名でもいいというのはあるんですけれども、「おしどりマコ」と書かないとですね、政党で10人通っても、10番目までに、おしどりマコという個人名の投票が入ってないと、13番目で10人通ったら、おしどりマコさん、入れないもんですから、そういう意味では、これをお聞きの皆さんには、なんとしても「おしどりマコ」と、投票用紙に書いていただくように、心からお願いをして、このおしどりマコさんの記念すべき、最初の遊説の私からの応援のメッセージとさせていただきます。
どうか、おしどりマコさん、そして皆さん頑張ってください!宜しくお願いします!(拍手/有難うございます。←マコ)

(~つなぎ略~)


おしどりマコみなさんこんにちは!(こんにちは!←聴衆)おしどりマコです!ちょっと失礼して、みなさんにおしりを向けさせて頂いて、東京電力の方を向きます。
東京電力のみなさん!おしどりマコです!警備員のみなさん、お疲れ様です!いつもあの会見の時ににこやかにしてくださってありがとうございます!(ありがとうございます!)おしどりマコです!
今日7月4日、公示日です。参議院議員選挙の全国比例に、立憲民主党から立候補をすることになりました。いえ、立候補します!(そうだ!)おしどりマコです。
2011年の、東日本大震災と、そしてずっと続いている原発事故があって、それを取材し続けて立候補をすることに決めました。
東京電力の皆さん、私は、東京電力の方々を批判したいんじゃないんです。攻撃したいんじゃないんです。東京電力の皆さんを守りたいんです!(そうだ!そうだ!)
原発事故の取材をしていて、一番被ばくされた方、一番被害を受けた方は、東京電力の社員の方です。(そうだ!)250mSv以上あびた方が6人おられて、すべて東京電力の方です。一番被ばくされた方が、680ミリでそのうち、内部被曝が590ミリだということを、どれだけの日本の人たちが知っているでしょうか。
東京電力のみなさん、原発事故があって、一番、一番被害を受けたのは、私は、現場の福島第一原発の、現場の方々だと思っています。
当時、福島第一原発の中にいた方々を取材して、こうおっしゃってました。日立の方も、東芝の方も、地震があって津波がきて、原発が爆発して、そして自分たちが生きて帰れるかわからないとなった時、やっと自衛隊の方々が到着して、嗚呼良かった!と思った時、でも自衛隊の方では原子力のことはなすすべもないので、お願いしますと、どうか行ってくださいと、自衛隊が来て助かったと思ったのに、やっぱり高線量の現場に飛び込まねばならないのは自分たちだった、と、そうおっしゃってました。
東京電力の皆さん、原発事故が起こって、一番、酷い目に遭うのは現場の方々です。そして、東京電力の方々です。協力企業や、メーカーの方々は、契約で被ばく線量の限度があるから、なにか急に、事故が起こった時、一番被ばくしないといけないのは、東京電力、御社の方々です。
震度7地震が続くこの日本で、古い原発をどんどん動かしていって、もしもう一度事故が起これば、一番被ばくするのは電力会社の方々なんです。
東京電力の皆さん、それでも、大変な目に遭うんですけど、今後どうするか、一緒に考えるために、未来を一緒に話し合っていきましょう!
東京電力の皆さん、国から原発事故のあと沢山お金が入ってますけど、でもそれは結局返さないといけないもので、でも、それを返すには、もう一度原子力を動かさないと、柏崎刈羽原発東通原発を、もう一度動かさないと返せないだけの、借金になってしまっていて、どうやったら原子力を手放せるかは、もう、東京電力御社一社だけでは難しいことなんだと思います。
どうやったら原子力を手放せるか、一緒に考えて行きましょう!手放さなければ、一番酷い目に遭うのは、東京電力の方々なんです。
東京電力の皆さん、一緒にこれから話し合っていくために、どうぞ、情報を出してください。2011年3月原発事故があった時、その時のテレビ会議動画を、私はすべて観ました。首相官邸に、ここにいらっしゃる菅元総理大臣に、どれだけ情報が入ってなかったか。原発事故の時すら、東京電力の方々は、あまり情報を、外に、政府に、出されておりませんでした。でもそうして一番酷い目に遭うのは、御社の方々なんです。どうぞ情報を出してください!そして、どうすべきか一緒に考えましょう!
東京電力の皆さん、今日から私は、原発事故の検証をすべきだと、今後の未来をもう一度考え直すべきだと、そう訴えて、選挙にでます。17日間戦って、そして、私が8年間記者会見に通い続けて、東京電力の方々と、今後の日本がどうすべきか、原子力をどうやったら手放すべきか、手放せるか、そして原発事故の検証をもう一度すべきだと、そういう力を手に入れて、戻ってきます!(よし!拍手)
東京電力の皆さん、どうぞ待っていてください!そして、皆さん、どうぞ、おしどりマコと、参議院議員選挙の全国比例には「おしどりマコ」と書いてください。(お願いしまーす!お願いしまーす!)
東京電力の皆さん、どうぞよろしくお願いします!(よろしくお願いしまーす!拍手)

皆さんスミマセン、おしりを向けてしまって。今日から17日間、選挙が始まります。原発事故のことだけを訴えて、原発のことだけを訴えて、選挙に戦うのは、とても難しいと言われているんですけれども、でも、それでも!過去のことに向き合って、未来のことを想って、そして、たとえあまり自分が儲からなくても、遠く離れた誰かが踏みにじられないようにと、そう声をあげて動く人が、沢山いる人が、沢山いる社会を、私は作りたいと思っています。おしどりマコと申します!おしどりマコです!
今日みなさん、雨の中、そして平日のお昼間の中、こうして足を運んでいただいて、有難うございます!
今日から17日間、厳しい戦いになると思いますけど、でも!社会を変えるには、いっきにものすごい大きいことをやるんじゃなくって、自分の半径5mをコツコツコツコツ変えて行くことだと思います。
自分だけではなく、遠く離れた人も、東京電力の方々も、違う考えの方々も、みんなで、どういう方向に進んだらいいのか、どうやったら問題が解決するのかを、話し合える社会にしたいと思います。
情報を共有して、私たちが議論して、選択肢を考える。それを訴えて17日間戦おうと思います。どうぞみなさん、よろしくお願いします!(拍手)有難うございます。

(~〆説略~)