カッテレンできるかな

生活者、たった1人からはじめてみるおしどりマコちゃんのカッテレンの記録です。東三河の片隅からハミガキするように社会のことを考えて、半径5mを少しずつ変えてみたいと思います。

投票者数と投票率と票の数にフムをする

東三河から出て、愛知全体の仲間に手を振り、そうしてみるとやっぱり気になるのは全国のおしどりマコちゃん票の分布。ということで、まだまだ選挙ダンジョンの「国民主権を理解する」階層で、票をシゲシゲしては珍しがっている未開のワタクシ。

さすがに学んできたので、各都道府県の選管サイトに飛ぶより先に、サクッと総務省に電話して、全国の得票数まとめのありかを聴きました。いや自分で総務省TOPまで行ったのだけど、くるーっとスクロールして、…電話しよ、ってなってしまった。旬なのだからもっとむき出しのココ!ココ!ココにありまっせ!なアピールがあって良いのでは?と、自分のサーチ力の低さや、今のいままでまったく興味を持たなかったテイタラクを棚上げダンクして、さらっと電話に頼る。
テキパキした担当者の女性が、秒で教えてくださり、データの所在は、総務省TOP > 右メニュー4番目「選挙政治資金制度」>項目「選挙」下から3番目「第25回参議院議員通常選挙 発表資料(速報)」>「〇開票結果(比例代表)」→「開票結果.xls」、このExcelデータ。

ということで、いそいそとまっすぐ立憲タブのマコちゃんデータだけをPickUp。降順ソートかけたところで、おぉそうか、となる。
愛知の作業をした時に、人口に対して得票数が多いところ=マコちゃんに関心が高いところなのかな、と感じていた。なので、人口ランキングに対して、マコちゃんの票=関心はどうなのかしら?というのをマップに落とし込んでみた。

せっせせっせ!でーきたーッ!んゎーッ!違ーーぁうッ!
…そうだよそうでした、人口=投票者数とは限らないじゃん(いいえ、2か所以外一緒でした。比較元はコチラ)。ええと…ええと…。見たいのはベースになる実際に投票した投票者数のランキング、あと投票率ランキングかッ!ぐぬぅ…、頭がショートしそう。理解の範囲をブッ超えてきた。

衝撃的に見づらいけど、愛知マップより格段に情報量が増えた全国マコちゃん得票数マップ。都道府県名の横の(数字/数字)は、総務省データから貰って来た(全国投票率ランキング/全国投票者数ランキング=ほぼ人口順位)、で、その下の赤字の数字+(数字)がマコちゃんの得票数&(マコちゃん得票数全国ランキング)となっております。って、スミマセン、文字だと大変解りにくい。ご興味ある方は、下記画像クリック→A3サイズPDFが出てくるので、そっちで拡大してご覧いただけたら幸いです。

地図データ:「パワーポイントフリー素材のDigipot」さんより

 

地図上部の数字一覧はマコちゃん得票数を上位からソートした一覧表。数字苦手すぎてぼんやりだけど、なんかきっとすごいなと感じたのは、ピンクの岡山県!投票者の数(人口)は全国21位、投票率は残念な全国40位…。にもかかわらず、マコちゃん票は全国9位!続きましてブルーの福島県!こちらは投票者(人口)は全国20位で、岡山県よりも投票率はずっと高くて全国8位!素晴らしいッ!そして、マコちゃん票が全国10位!絶対数の多い東京は投票者数(人口)1位で、投票率は11位だけど、マコちゃん票も全国1位。これはなんというか私の理解の範囲で、そりゃそうなる、みたいな感じなのですが、同じくブルーの鳥取県とか、投票者数(人口)は全国47位、でも、投票率は全国19位!そしてマコちゃん票が40位、となると、ただ40位、ではなくて、選んで投票している人が多いと感じる。わからんけど。正確に本当のところは。
でも例えば、グレーの秋田県は投票者数(人口)こそ少なくて全国38位だけど、投票率は素晴らしくて全国3位!でもマコちゃん得票数は全国45位だから、ここは弱いのかな?と感じる。

………コワッ!全然わからんすぎてコワッ!まあでも私も含め、色々なレベルの人が数字をみてフムフムしてよいし、そこから始めてよいし、私は自分の今のわからん感じと向き合うしかない。背伸びしてもしょんない。とにかく、今はまだこうして眺めているだけで、人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネーを感じて、勝手に色んなことを思えるから票というのはとても力のあるものなんだなと感じます。

連投の1部を抜粋するのはいけないことかなと思うので、飛んですべてを読んでいただきたいですが、今回の選挙でマコちゃんが「こだわった」という部分を考え続けてます。


私はマコちゃんの、「誰も踏みにじられない社会、50年後70年後のあなたを困らせない社会」に共感して、「私もそう思う票」を「私もそういう社会を一緒に頑張って目指す票」を投じました。

全国の「マコちゃん票」を入力しながら、そこに投票した人がいる、という力強さに間接的に、励まされていかしこ。

 

 

 

票の分布から仲間に手をブンブンする

昨日、無効票を83045票と書いたら「そんなに多いの!」って驚かれてしまった。
電話で確認したから間違いないと思いつつも、え…違ったらコエーなと、もう一回電話してみたら、その数字は「愛知選挙区」の無効票で、「比例代表」の無効票ではなかった。ごめんなさい…。伏して詫びて訂正しますが、それでも81957票ございます。

無効票は①書き損じや乱筆での読み取り不可②他字記載「おしどりマコ♡」とか「おしどりマコケン」とかが不可③白紙、などが原因と言われました。
「など」ってなんだろ。なんかおもろいはねられ方してるヤツあるんかな?シールが貼ってあるとか、穴があけてあるとか…と聴いてみたけど、「把握しておりません」☆

 

しかし、「白紙」投票。投票所まで行って、わざわざ「白紙」投票。それは、その人にとっては「抗議」の1票かもしれないけど、ペッと書き損じとかと一緒にハネられて終わり。勿体な…

 

さてッ!まだまだ1歩づつ大人の階段を昇る様子を記録をしておくますYOッ!

私は昨日、自分の住んでる地区での自分の激推し候補の得票数は「選挙管理委員会」で調べれますって書きました。つまり、私は、各4市から、データをもらって欲しいデータをPickUpして、excelに入力して、そんで電話で間違ってないか最終確認していたのにッ!!それなのにッ!!!そんなのとっくの当然で、愛知県選挙管理員会が県下市町村76区分ぜーんぶ取りまとめてるって、気が付かないんですね~コレが。恐ろしいですね~。私はド近眼ですが、得てして近視眼的な言動・行動が多く、後からハズかすッ!とか徒労ッ!とかズッコケることが多いです。

ま、大体アタシが知りたかったり欲しかったりするものは、もう他の誰かがしっかりお仕事としてやってくださっている。でも、そりゃそうだよね~…と、しょんぼりするのではなく、こうやって社会は出来ている。人が居て、投票して、それが各地元で集計する人、データ化する人がいて、それを県で取りまとめる人がいて、そして全部の得票数を投開票当日なんて沢っ山の人が何回も右往左往して運び・伝え、テレビで発表されていた。そういう細かいことに改めて思いを馳せて、サラッとでなく、しみじみと、すごいことだなぁと味わう。
遠回りしても、その結果、社会は人間が作ってるなぁって感じれる機会になっているから、最速で結果にすぐ行きつけなくても意味はあるッ!素晴らしいッ!でもほんとにありがたいと感じました。


そして改めて、マコケンさんが8年間、東電会見に通い、集めてきて下り、わかりやすく内容まとめを付けてくれたり、文中にマーカーで色分けした記事を書き続けてくださったことも思い返しています。→お世話になっているおしどりポータルサイト

マコちゃんが「調べたい」という情熱をベースに、ケンちゃんと二人でおすそ分けしてきてくれた数々のお仕事にも思いを馳せる。

で、色々なルートからそんなおしどりマコケンさんの地道で誠実なお仕事を知った人たちが、マコちゃんの立候補を受けて、今回投票しようって思った、ということ。
そして愛知県の「ハミガキするように社会のことを考える」仲間たちの2,142人の分布がコレ。(※画像クリック→A3サイズPDF)

地図データ:「パワーポイントフリー素材のDigipot」さんより


元データは愛知選挙管理委員会のHPの「第25回参議院議員通常選挙:開票状況(比例代表 名簿登載者別・開票区別):(令和元年7月21日執行)」の「最終版」からマップに落とし込んでいます。

こうして票を見える化するって、ダーッと一覧で観ているのとはまた違って、住んでいる人のこと、暮らしがあることを想像できてなんか別の感動がある。ここのこの票分の1は私も友達かもッ!とか!

忙殺される暮らしの中で、沢山の情報がダーダーと流れていく中で、私はマコケンさんの丁寧な仕事ぶり、誠実な人とのコミュニケーション、話術、空気は読まずに、吸ったり、作ったり、そうやって社会を少しでも良くしていこうというひたむきさに沢山助けられてきた。

ほんとに、マコちゃんの発言にはハッとさせられることが沢山ある。昨夜のお散歩キャスでとても大切なことを言ってた。(前略)お互いによりよくなるために、次の被害者を出さないためには何をどう伝えたらいいか(後略)わぁ…私、バイト先のパワハラ上司に、次の被害者を出さないために、倍返しみたいな鬼態度中だけど、わぁ…あかんヤツやっとるなぁ…。ゎぁ…。考えよッ!勉強になるなぁ~。

でもほんと、マコちゃんが選挙に出てくれなければ、私はこうして票の行方を知ることもなかったでしょう。遅々としてマイペースでも、丁寧に一歩ずつ参る所存ですッ!こつこつッ!感謝してッ!



 

 

 

 

票ってなにソレ食べれるの?からの旅

さて、日曜日に選挙が終わり、私が早速やったことは、苦手なTwitterを見返すということ。


2010年にイキッて登録したはいいが、全ッ然ついていけなくて放置。市民活動の告知用としてのみ細々とFacebookと合わせて「言いっぱなし活用」させてもらってきた。
そして昔も今もTwitterはホームにしてTLを観てるとアワワワおぶおぶ…。この情報の海をみなスイスイsurfしてると思うと…尊敬&不思議…。。。


えー、前振りが長くなりました。こっからがもっと長いのに。
で、そんな情報に溺れる私が「お?」「む?」「ここにも?」と、やっとこさ藁みたいに掴んだのが散見される「私のところではマコちゃんは何票でした」「ボクのところは何票」というつぶやき。え!なにソレ!そんな情報どっかで見れるの?!←そうここからが旅のスタートですッ!


票のこと…。

私は昨日、選挙ダンジョンの入り口から入って、「国民主権を理解する」階層でさまよっていると書いたのだけど(コチラ→)、3.11までは選挙に行かない、以降行っても投票は、したら最後の入れっぱなしジャーマン。


こりゃ、是非一度見たい!私の周りにどれだけのマコちゃん好きがいるのかゼシ知りたいッ!と思って、カッテレンやるときに色々拝見したり、問合せをしてた東三河の各選管サイトをめぐりました。

 

そしたら、私、びっっっっくりするくらい何にも知らなかったッ!このハジメマシテの興奮を、誰かまず私と同じ階層に居る旅人と共有できたら嬉しいッ!と思い記録します。

マコちゃんだけでなく、選挙区・比例代表問わず、誰かの票を確認するということは、その地区(市町村区)の選管HPで確認できます。私は、激推しのマコちゃんに入れた人が、何人分の何票だったのかが知りたい。てことで、最初にあたるのが公示日前日に県の選管に提出される、選挙権のある人をまとめた「選挙人名簿」。

…ここで “ 第一なるほどね ” 。改めまして選挙権って「日本国民で満18歳以上であること…」が条件になる。最初、だいたい市のHPのトップに載ってる「人口」を見て、これが分母かー!なんて思ったら違う。なんだか申し訳が無い気持ちで、その総人口のうち、「日本人」の総数を調べる。これが分母かー、まだ違う。日本人総数には赤ちゃんも含まれるわけだから、ここでようやく18歳以上の選挙権のある人ってのが登録された「選挙人名簿」に理解がたどり着く。フムフム。←あくまでもマイペースにイチちからヨチヨチ歩いた様子をトレース記録してございます。

 

そして、その「選挙人名簿」これが最終ではなく、なんと選挙当日に「当日有権者数」というのが出てくる。今回であれば、公示日前日の7/3に県に提出した「選挙人名簿」から、選挙当日の7/21までに①亡くなった方、②失権者(犯罪しちゃった人とか詳細は「権利を失う条件」参照)③引っ越しちゃった人を差し引く。それが「当日有権者数」!これが分母!

…これも “ 第二なるほどね ” 。そうだよね、亡くなる方も当然いらっしゃるわよね。引っ越しは転居届から4か月で受理されるから、その日が、7/4~7/21に当たった人は選挙当日は居ない。因みにこの①②③の内訳は時間はかかるけど、表に出せない数字ではないから、より知りたがりの人は追いかければ教えてもらえるそう。私はしないけど。

そ し て 最後にーーーッついにーーーッ「投票者数」ぅーーーッ!少ない少ないと噂の「投票者数」ッ!つまり、何人分の何人という分子に当たるのはこの投票者数を知ることになる。「当日有権者数」の中で、いったい何人が選挙に行った人なのか。これが投票率の元だから、お、おぅ。。なるほど…、その激減に驚きつつ、とにかく私の目的はそのうちの何人が、沢ッッ山の比例代表候補者いる中、様々な理由から、おしどりマコちゃんに投票をした、その票数が知りたい。
こ、これはワクワクするッ!

私は東三河在住なので、なじみ深い地域、計4か所を調べてみました。人口順に。

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↑これ、選管から引っ張ってきた比例代表の該当する開票速報【結了】データの抜き出し。
(元データ→ 豊橋市 / 豊川市 / 田原市 / 新城市 / 愛知県 )

 

もう用語から始めましてのものが多数。「結了」とか、マコちゃんの場合は関係ないけど、たまに小数点以下がついている人がいて、なんだ?と聴いてみたら、「按分」ですと。あ ん ぶ ん…はじめまして!按分ッ!有難う和泉市…。(和泉市:「按分票とはなんですか。」)

他にも調べていて、そんなことあんだか!とビックリしたのは、選挙区投票数と、比例区投票数が違う現象。私が調べた4市では、田原市だけが同数で、それ以外は豊橋は15人、豊川は10人、新城は2人が、それぞれ愛知選挙区票は投じたけど、比例代表票は投じていない。理由はそれぞれだろうけど、棄権しているのだ。…これがチリツモヤマで愛知県だと183人が選挙区だけにしか投票していない。そんでもっと勿体ないのが、せっかく投票しても、「無効票」になってしまった票…。これが愛知県全体で83,045票(←スミマセン!これは愛知選挙区でした!比例区は→)81957票もある。私のは大丈夫だったと信じたいッ!字が汚いから一抹の不安に背筋が凍る。
 
しかしなるほどなぁ…、調べてて、票って「積む」って表現するのをなんとなく感じれたのが、立憲比例代表出馬候補者22名中、マコちゃんは12位だったので、↑の表の県&4市での立憲内順位もなんとなく確認してみたら、愛知県では10位、豊橋9位、豊川9位、田原6位、新城7位ッ!田原&新城すごいッ!!!
比較として立憲内順位 1位の岸まきこさん、愛知県9位、豊橋12位、豊川・田原・新城は11位。ようするにどっか別の地域でようけ票が積まれているってことなんだなって理解した。フムフムー。

と、うぉーーっと、調べてみて、思ったことは、そうか~…。「主権者意識」って「投票当日」で終わらないよね。とっても勉強になるなぁ。。ほんとマジで、3.11以前は選挙に行かないわ、行くようになってからも、こんなに自分の1票に執着したことなかった。。可哀そうな私の「選挙権」…。

だから私は私の「主権者意識」に光を当ててくれたマコちゃんに本当に心から感謝します。

HPでデータ引っ張ってきておいて、正確さへの不安から電話で最終読み上げ確認しちゃう私!選管の人はみなさん親切で、根気よく答えて、教えてくれて、こんなに頑張って仕事されているのに投票率が低いことは従事されている方にとっても「課題」と認識されていることが解って、視野がひろがった気持ち。そうそう!面白かったのが、投票率の低さの一因として「12年に1度の選挙Yearによる選挙疲れ」を伺ったことッ!確かに、統一地方選があって、え?!また!?って思うかも。これも「主権者意識」がしっかりあると、何のために誰を選ぶ選挙なのか理解しているから、そら行くわ、となる気がする。

さあ、カッテレン仲間に報告しようッ!きっとみんな興味があるはずッ!ふふ^^一部怒られそう★もの知らずっつって☆テヘー





めちゃくちゃ脳刺激をもらえたカッテレン活動

第25回 参議院議員選挙が終わって、カッテに応援していたおしどりマコちゃんは、残念ながら当選はしなかった。

今、7/22(月)朝6:46、開票率96%と、まだ100%終わったわけではないけれど、今から考える材料としてメモしておくと、立憲比例代表の当確は8枠で、最後の当選者の票が70,203票(8位)、そしてマコちゃんは28,031票(13位)。
※開票率:100%、29,072票(12位)

 

おしどりマコケンさんがこの8年間積み重ねてきたことは、ゆるぎなくそこにあって、この票数はそれらの日々に対する答えではなく、その「意味」や「意義」に対して深く感じ・考え・半径5mを動かしながらコミュニケーションして広げる力が、「わたし」にはまだまだ本当に足りなかったんだなと感じている。

 

投開票の結果を待ちながら、ずっとおしどり選対事務所のcas中継を拝聴していた。

朝も4時過ぎくらいから、お話の内容は反省会モードというか、聴いてて『え…?!素人がこんなの聴いてていいの…?!』ってソワソワしてくるような内容になっていった。

 

で、自分の中で「素人」ってなんだ?って引っ掛かった。

私はやっぱりヒーローを求めていて、先導者を求めていて、「選対の中の人」とカッテレンな自分を区切って、「聴いていい」「聴いちゃいけない」の線引きをしていることに気づいた。

 

そして、立ち止まって、なんかめっちゃくっちゃ難しいな…と考えている。

 

おしどりマコちゃんの選挙は、カッテレンするする詐欺(いや、自分なりにやったけど8割がたが絵にかいた餅で終わった。)の私からすると、とてもとても難しかった。ずっと街宣中継は録画されているから時間あるときに追いかけで観れるし、応援アイテムはふんだんで、なんならこれ全種類貼るなんて、壁が足りないよ!ってくらい多種あって、でもそれは全部、ヒントだったのか…、と、cas中継を聴いていて思った。

 

街宣でマコちゃんが紹介していた話の中に、「テレビにテロップが出てきた時、芸人の師匠がたが、“ここが笑いどころですよ”と、文字化して表示するのは視聴者をバカにしてるし、視聴者を馬鹿にする」的な内容があった。

 

信頼されていたのにな、と思う。

マコケンさんも、選対の人たちも、私を含めカッテレンしたいひとたちを信頼して、「選挙」という入り口までは連れてってくれたのにな、と思う。

 

そして、有形無形(アイテム/動画)のMAPも渡してくれていたのにな、と思う。

 

結果、それは難しすぎた。

感覚としては千尋の谷にゴロゴロと落ちて行ってしまって、うわ~…ずいぶん落ちたなぁ~、と、見上げてる。

 

千尋の谷、獅子が我が子を、の谷。

 

今、私は選挙という入り口から転がり落ちて、自立の冒険がスタートしてて、ダンジョンの「国民主権を理解する」階層あたりに居て、まだ「民主主義を理解する」階層や、「自己決定権を理解する」階層は程遠い感じ。早く他のカッテレン仲間と連絡を取り合い、今どの階層にいるのか、そっちの様子はどうか、聴いてみたくてしかたがない気持ちになってしまう。

 

でも、独りで歩かなくちゃいかんよな、とも思っている。

この冒険は独りで行くしかなくて、この冒険で、私はきっと「自己決定権を回復」していくのだと思うから。

 

マコちゃんは、どんな階層にもアクセスできるエレベーターに乗ってるイメージで、でもそのエレベーターは、手漕ぎ式で、昇るのも降りるのも腕力と気力が必要で、それって本当にすっごいことだなと行ったり来たりしている可動域を目撃しては感動している、そんな感じ。

 

わ~…、私すっごいヨチヨチだな…。。この腕力と気力だと、降りると降りっぱなし、昇るにはぷるぷる…、昇ったら昇ったで、そこに留まって、今度は降りる手間を考えてしまうな。。そしてこの上下設定の世界観だと、偉い人を作り、出来ない人を切り捨てるイメージになることだよな。。。コトはそんなに単純な「勉強ができる=上階層」みたいな階層分けではない。まさにダンジョン、多次元に入り組んでいる迷宮みたいだ。

 

この感覚を、キープして、考え続けなくてはいけない。自分の限界に挑戦しなくちゃいけない。私はなにせ「フリ」だけは上手い小器用なタチだから、尚更自分を注意深く観察しなくっちゃって思う。あと「かまとと」りたい症候群。これも罹患して長い。

 

こ、これは新しい領域ッ!!! 人生は冒険だッ!!!

 

マコちゃんがこの選挙を通して手渡してくれたたっくさんの脳刺激に深謝して、丁寧に内省し、コツコツと「わかる:わからない」「できる:できていない」仕分けして処理して、自分の輪郭を確かめながら、引き続き、なりたい大人を目指して歩いていきますかしこ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7/4公示日初日街宣@新宿【文字起こし】(約40分)

 ※画像をクリックすると Periscope(ペリスコープ)に飛びます。

 

2019年7月4日(木曜日)19:00~@新宿西口地下

みなさん、こんばんは!おしどりマコと申します、おしどりマコです。
今日から始まった参議院選挙に全国比例で立候補しております、おしどりマコです。私は芸人なんですけど、(←ここまで中継中メモ)

(~※以下録画スタート部分からの起こし~)


選挙に挑戦することになりました。こうして、新宿で、マイクを握るということは、なぜ自分がここに立っているのか、と、本当に何度も思います。おしどりマコと申します、おしどりマコです。
私は、吉本に所属していた芸人なんですけど、2011年の東日本大震災と、そして、そこからずーっと続いている原発事故の取材をしています。おしどりマコです。
新宿は、吉本の本社がありまして、ここからすぐ近くの新宿のルミネに、私も芸人として、舞台で出ておりました。(そうだね←ケン)ね!で、一応私もテレビ業界の端っこにおりましたので、原発事故の時、テレビで直ちに影響はありませんと、そう繰り返しニュースが流れていた時、テレビに出ているミュージシャンや俳優やタレントや、もちろん芸人も、原発事故の汚染を逃れるために、どんどん東京から避難して行きました。で、でも自主規制なんですけど、吉本の舞台では『原発と爆発と言う言葉は一切使うな』と、そういう指示が出ました。テレビでは、直ちに影響はありませんというニュースが繰り返し流れている時、テレビで働いている人たちが、どんどん東京から居なくなっている、と。これは一体どういうことが起こっているんだろうかと思い、芸人ですが、自分で取材をはじめました。
そこから8年、ずーっと取材を続けています。ま自分が取材をするとは思わなかったんですけど、(声援)有難うございます。おしどりマコです!そうですね、名前を時々言わねば。おしどりマコです。
原発事故があって、報道が悪い、政治家が悪い、研究者が悪い、誰かが悪い、そうではなくって、怠けていた自分が一番悪いと、そう思うようになりました。
誰かが、私を幸せにしてくれるんじゃなくって、自分で考えて動かねばならなかったのだと、誰かが勝手に私を守ってくれるんじゃなくって、私に一番いい情報を、勝手に教えてくれるんじゃなくって、自分で知りたいことは調べて、動かねばならなかったのだと、思うようになりました。おしどりマコです、(マコちゃん!←ケン)おしどりマコです。(声援・拍手)すみません、有難うございます!時々、あの名乗るのを忘れないようにと、後ろから言われております、おしどりマコです。
私は、情報が、世の中にきちんと出てくれば、情報が社会で共有されれば、それぞれ考える人たちが増えて議論が進んで、どういう選択肢が必要か、私たち自身が考えて、生み出すことが出来る、それが一番フェアな社会だと、そう思って取材を続けて、情報をせっせと社会で共有しようと、そう8年、動いてきました。
でも、取材だけでは足りないことも多くって、原発事故の取材をしていると、そもそも調べない、っていう情報隠蔽が沢山あるんです。厚労省の統計の問題とか、森友・加計学園の問題とか、情報は黒塗りだったり、改ざんだったり、色々な隠し方があるんですけど、原発事故では、わかっているのに、調べないとダメとわかっているのに、そもそも調べなかったり、調べてください!っていう要望があるのに、それでも調べなかったり、そうゆう情報の隠し方があるのだと、知りました。
おしどりマコと申します。思い出したように言っております。おしどりマコです。(拍手)有難うございます。(拍手)
なので、取材をして、情報を社会に出すだけでは足りないのだと思い、出来ることは、出来るだけやろうと思うようになりました。有難うございます!立ち止まって頂いて、おしどりマコです。(声援)
原発事故のことだけを掲げて選挙にでるのは、とても不利だと、もっと消費税のこととか、年金のこととか、教育のこと、介護のこと、奨学金のこと、もっと生活に身近なことも話をして、そして選挙に出た方が票に繋がると、よく言われます。
けれど、自分に関係なくても、自分に関係ない問題でも、遠くの誰かが困っていることに、踏みにじられていることに、怒る人が、声をあげる人が、沢山いる世の中が、それが居心地のいい世の中だと思うので、遠い話かもしれないですけれど、原発ことを、原発事故のことを、それを言い続けて、選挙に出ようと思います。(拍手・声援)有難うございます、おしどりマコです。
凄い難しいんですけど、でもなんかそんなこと言って最後、なんか消費税とか叫んでいたら、もうなりふり構ってなかったらスミマセン、本当に(笑)。
でも、本当に自分に関係なくても、誰かが踏みにじられていることに、声をあげる人が沢山多ければ、沖縄の辺野古の問題とか、奨学金の問題も、海外の技能実習生の問題も、色々、自分に関係ないけど、でもおかしいよね?っていう人が沢山あれば、今の世の中の様々な問題というのは、より早く、解決の方向に向かうのではないかと思います。(声援)
原発事故の取材をして、今日も今、東京電力の記者会見から走ってきたんですけど、原発はいつ、どのような形になったら大体のゴールになりますか?と、私、東京電力の社員の方々や、原子力規制庁の方々や、取材ではなく、本音を教えてください、個人的な考えを教えてください、と、よく聞くんです。
そうするとみなさんおっしゃるのが、福島第一原発は大体、50年から70年後に一旦のゴールに向かえば、早い方です、と、まだマシな方です、と、そう言われます。50年後から70年後、70年後、ま50年後もそうですけど、私は生きていないと思います。そして、そう答えてくださる東京電力や、原子力規制庁の方も、生きてはいらっしゃらないと思います。
未来の世代に、70年後や100年後の世代に、問題を先送りしてしまう事。今、未来に問題を先送りにすることと、沖縄や福島や、遠くの誰かが踏みにじられている問題を考えることは、おんなじだと思っていて、今の自分たちには関係が無くっても、ほんとは関係あるんですけど、遠くの誰かや、未来の誰かが、困ること、踏みにじられることは、それはおかしいと、沢山の方々が、声をあげて動く世の中を作りたいと思います。
(Periscope音飛び→Twicasから補完  ココ↓から)
今日私は第一声を、東京電力の新橋本店の前で、マイクを握ってきました。東京電力の前で、選挙の一番初めの演説をして、その後普通に、東京電力の記者会見に行ったので、警備員の人は、めちゃくちゃ笑っていました。ふっふっふ、「来たの?!」って言われました。私が、東京電力の方々にお伝えしたことは、私は選挙に出て、原発事故の検証をどーしてもしたいんだ、と。そしてそれは、東京電力の方々を(←ココまで)攻撃することではなく、批判することではなく、東京電力の方々を守りたいんです、と、(いいぞー!←聴衆)そう言ってきました。
私は福島第一原発事故で、一番踏みにじられたのは、福島第一原発の敷地内にいた東京電力の社員の方々だと思っています。
この事故で、一番被ばくしたのは、東京電力の社員の方々で、250mSvを超えたのは6人いて、一番被ばくした人は、680mSv被ばくしました。そのうち内部被ばくが、590です。これだけ、今回の原発事故で被ばくした人がいるということ、私たちはどれだけ知ってるでしょうか。なぜ、東京電力の人たちが被ばくしたかというと、原発事故が起こった時、まあ敷地内に居る作業員の方々は、何か月で何mSvかという契約で働いているんですね。だから事故が起こって、爆発して急に線量が挙がった時、その契約以上の線量で動ける人達はいないんです。
だから東京電力の社員の人たちが、自分たちが行くしかなかったので、2011年高線量被ばくした人たちは、東京電力の方々ばかりなんです。因みに、2012年以降は反転して協力企業の方々が、高線量被ばくしていくのですが。でも一番大変だった2011年に、沢山被ばくをした方々は東京電力です。日立や東芝や、そして東京電力の方々、2011年3月に福島第一原発の敷地内に居た方を取材すると、こう言ってました。冷却装置が失われて、線量が高くなって、明らかに高線量になって、生きるか死ぬかの時に、自衛隊が到着して、嗚呼良かった!自衛隊が来てくれた!助かったって、思って、みんなでバンザーイッ!って言ったんですって。でも自衛隊の方々、来たんですけど、でも、原子力の問題には対応できないから、自衛隊の人たちはすみませんと、自分たちはどうにもできません、行ってください、と、言われ、決死隊を組んで、高線量作業をしたのは、東京電力や、日立や東芝や、メーカーの方々だったそうです。自衛隊が来て、バンザイって言ったけど、やっぱり被ばくしないといけなかったのは自分たちだったと、原発事故が起こったら、現場が一番被ばくするんだと、そうおっしゃってました。
なので、2011年の原発事故のその後も、震度7地震が続くこの国で、古い原発がどんどん動いて行って、そしてまた一番酷い目に遭うのは、原発事故が起こって、一番被ばくするのは、電力会社の方々だと、東京電力の方々だと、そう訴えたんです。
東京電力は今、柏崎刈羽原発や、東海第二原発東通原発と動かそうとしていますけど、でも考えてください!そうすると一番また踏みにじられるのは、御社の方々なんです、そう話してきました。
そして、原発事故の後、東京電力に国のお金はいっぱい入ってますけれど、でもそれはいずれ返さないといけない借金で、借金を返すために東京電力は、原子力を動かさないといけない。でも原子力を動かすと、自分たちの社員がまた踏みにじられるかもしれない。どうやったら原子力を手放せるのか、一緒に考えたいんです、と。そう、今日第一声で、東京電力の方々に訴えてきました。(声援・拍手・マコちゃん!←ケン)
有難うございます。おしどりマコです!有難うございます!(声援・拍手)有難うございます、おしどりマコです。(声援)あっはっはっは!なんかあの、陽気な方だなと思いながら、きちんと話を聴いててくださり、有難うございます。(声援)有難うございます。おしどりマコです。(電気は自分で作ろう!←聴衆)あー!いいことをおっしゃる。私もそう思います。電気は自分で作ろう、そして、電気が、どの電気を使うかというより、やっぱり、ちょっと色々、無駄な電気が多すぎるように思うので、どの電気を使うのかというのと同時に、省エネも一番重要なエネルギーシフトだと思います。おしどりマコです!足を止めていただき、有難うございます。(有難うございます!←ケン)
なので、今日からの17日間選挙で原発事故のことを訴えて、検証をもう一度すべきだと、情報を私たちが、きちんと共有すべきだと、それを訴えて、選挙に出ようと思います。
それは、私たち自身のためにもなるし、東京電力の方々や、原子力を使おうとする方々のためにもなるし、そして、今後の、将来のためにや、世界のためにもなることだと思います。原発事故の検証をもう一度すること、もう一度過去に向き合うこと、そして原子力について考えること。
これは、8年も前の事故で、今自分たちの生活には、直接関係はないと思われるかもしれませんけど、でも、遠くの誰かを守ることは、今の私たちを守ることと、おんなじなんです。
原発事故の取材をして、原発事故に限りませんけど、情報を国家が独占して、自分の都合の良いところだけを摘まんで、そして国家に都合の良い結果だけを押し付けてくる。それは原発事故だけじゃなくて、いろんな問題で、いろんな場面で見られることです。
そうではなくて、面倒くさいんですけど、私たちの情報は、私たちのものなので、自分たちの情報を、きちんと手に入れて、共有して、自分たちが考えて、話し合って、議論をして、必要な選択肢はなにか、自分たちで作って、どの選択肢を選んだとしても、行政がきちんとフォローをしてくれる。そういう社会を作りたいと思います。(拍手・声援)
ありがとうございます。おしどりマコと申します、おしどりマコです。足を止めていただき、有難うございます!おしどりマコです。
今年の参議院議員選挙の、全国比例で、立憲民主党から立候補します、おしどりマコです。(声援)有難うございます。(拍手)有難うございます。
芸人が取材を始めた時、2011年、芸人のくせに取材なんかするなと、とても批判されました。バッシングされました。
でも、今もおんなじで、芸人のくせに、政治の話なんかするなと、社会のことなんか語るなと、良く言われます。でも私は2011年に、本当に反省して、自分の住んでいる社会ことは、自分でもきちんと考えるべきだったと、後悔しています。どの仕事でも、何をしていても、自分が住んでる社会のことを考えるのはあたりまえでした。
原発事故の取材をしていて、裁判の取材をしているとき、集団訴訟が、今原発事故に関わる集団訴訟が全国で約30あって、原告の人たちが12,000人居るんですけど、その中で一番大きい裁判、生業(なりわい)訴訟の取材をしていた時、原告が4000人いる福島での裁判です。そこの原告団長が、ずーっと私にいい話をしてくれて、若い記者さんだね、良い記事書いてね、とおっしゃってくれたので、ちゃんと正直に言おうと思って、あ、中島団長スミマセン、あ、中島孝さんって言うですけど、今日私、取材している記者なんですけど、ホントは私、芸人なんです、って言ったら、中島団長が、そうなの?俺、今日原告団長だけど、ほんとは魚屋、とおっしゃってくださって、相馬市の魚屋さんでした。
お互い、原発事故があるまで、社会のことを考えてなかったねって、どんな仕事をしていても、自分が住んでいる地域のこと、社会のことを考えるのは、あたりまえだったね、と。そう話ししました。
中島団長は、俺アホだったー、原発事故があるまで、魚の刺身の切り方のことしかあんまり頭になかった、と、おっしゃって、私もです、原発事故があるまで、漫才台本のことしか、あまり考えてませんでした。でも、これからは、原発事故のことに限らず、色んな社会の問題に関して、きちんと、自分で考えて、そして声をあげるべき時はあげるべきだと、そう話をしました。
あ、おしどりマコです、(マコちゃん!←ケン)おしどりマコと申します。(拍手・声援)有難うございます、おしどりマコです!
なので、芸人なんですけど、今年は、選挙に挑戦して、自分が住んでいる社会のことを、きちんと情報を手に入れて、考える方々が、知りたがりの怒りんぼの人たちが沢山増えるように、そういう社会ができるように、立候補して、調べる力を手に入れたいと思います。有難うございます、おしどりマコです。有難うございます。(掛け声、セツブイ?聞き取れず)
わはは、なんかあの、すさまじい掛け声をありがとうございます。(掛け声、セツブイ?)はっはっは、そう。(「日本のバーカ!」叫び声)ふはは…
あのー、ま、あの賛否両論ある掛け声ですけど、気持ちはわかります。(しゃべり声、聞き取れず。)
今年、選挙に出ることになって、原発事故から8年経って、私は色々情報が出てくれば、もう少し、色々考えが変わる人たちが出てきて議論が進むと思ったんですけど、8年という時間は、2011年の原発事故の時、情報を持っている研究者の方や、政治家の方や、自治体の首長や、官僚の方々が、退官したり、認知症になったり、お亡くなりになったりする時間でした。(後ろで聴衆ざわざわ。)
情報さえ出てくれば、色々変わると思ったんですけど、その情報を持ったまま、お亡くなりになる方がいれば、厳しいなと思うようになりました。
おしどりマコと申します。(声援)おしどりマコでーす!おしどりマコでーす!(知ってるって)へー!あ、嬉しい、有難うございます!おしどりマコです。

(じゃ、マコさん知ってる?原発で…反対側に居た聴衆から話しかけられる。)はい、うん。(ねぇ、あのエリアで、鳥の巣がどうなったか知ってる?←聴衆)鳥の巣?(鳥の巣はね、←聴衆)はい、(樹木の…木々を削…ね、鳥が、親鳥が?巣を作ってるわけ。で、巣の、巣のことが?どうなってるか知ってる?←聴衆)あの、今、鳥の巣のエリアが?、鳥の巣が、あのエリアの鳥の巣がどうなってるか知ってる?っていうご質問をいただきました。(今は原発の話だ←聴衆)原発の話ですね、あの-、ドイツの国際会議に行ったときに、ティモシー・ムソーという、つばめの調査をされている研究者の方と、話をしまして、(その斑点は黄色の斑点、白い斑点、どっち?←聴衆)黄色の斑点、白い斑点?…そうですね(聴衆話しかける、聞き取れず)はい、ティモシー・ムソーという方は、チェルノブイリ原発事故の時に、(そうか…聞き取れず←聴衆)つばめの調査をして、鳥への放射線への影響を調べた方で、同じようにムソーは、原発事故の後、福島にも来て、調査をされています。で、(どういう斑点だって?←聴衆)斑点ですか?斑点……(チェルノブイリの調べと、)はい、(福島の、どういう斑点?)そうですね、(何色だった?)何色だって、なんかなぞなぞみたいな質問が来ましたけど、え-、ティモシー・ムソーの、すみません、ちょっとムソーの話だけさせてくださいね。ムソーは、原発事故の後の調査をしているときに、毎回会議の時に面白いことをおっしゃっていて、人間の被ばくの調査は、ストレスとか、たばことか、飲酒とか、そういうリスクがあるから、被ばくの影響じゃなくて、それはストレスだ、タバコだ、という風に言われるけど、鳥は、つばめは、タバコも吸わないし、酒も飲まないし、ストレスも受けない、あ受けないことは無いと思いますけどね、タバコも吸わないし酒も飲まないからつばめは被ばくの影響を調査するのにいいんだ、そうおっしゃってました。で、そうですね、私ムソーの調査、えー、ムソーというより、日本で、日本の女性の研究者の方がオオタカで、鳥のオオタカで研究していたり、日本の鳥類の研究者の方々が、低線量の影響を、原発事故の後、いくつか調査研究をされていて、そのオオタカの孵化の話だったり、鳥ではないですけど、ヤマトシジミの蝶々の論文であったり、っていうのを私、熟読してたんですけど、私ムソーのつばめの、そうですね、論文、調査研究、何色になるんですか?黄色い斑点なんですか?白い斑点なんですか?(聴衆の声聞き取れず)はい、はい、原発と鳥、(なおも話すが聞き取れず)はい、白い斑点が二つ出るんですか。それは、高線量の影響で、ということですか?フーン。そうですね、そのムソーの、調査研究で、どこだったかな…。川俣町の方で、ティモシー・ムソーは川俣町のところに泊まられて、毎年来られて、つばめを原発事故の後、福島の調査もされておられます。(聞き取れず、…福島に入って色んな野生のアレを追跡やってる←聴衆)はい。(聞き取れず)そうそう、やっておられます。そうです、それ、つばめに限らず、色んな動物で調査をやっておられる方がおられるんですけど、でー…、年に一回、植物とか、海洋生物とか、鳥類、ほ乳類の原発事故の放射線の影響を調査されている方々が、年に一回集まって勉強会をしているんですね。で、それは京都大学の、元京都大学の原子炉研究所の今中先生が福島の事故の後、生物への影響を研究している人たちを集めて、それぞれ情報を共有していこうということを始められて、当時京都大学だった今中先生と、東北大学だった福本先生、もういまお二人とも退官されているんですけど、そしてその後を継いで、北里大学の獣医学科の方々が、主催をされておられるんですけど。そこでいろいろな調査研究が出ています。
で、生物への調査への問題点として、去年、霊長類学会とか放射線影響学会が、環境省や国に要望書をあげましたけど、ニホンザルや、大型の霊長類の調査研究がモニタリングの動物として入っていなくて、予算がついていないんですね。(聴衆、聞き取れず。それはそれでいいや←聴衆)や、よくないです、よくないです。(じゃ、もう一つ)あ、や、ちょっと待ってください、最後まで言わせてください。最後まで言わせてください。(やもう帰んなきゃいけない←聴衆)でも、これは言います(笑)。
それで、私がその取材をして気になっているのは、本当は調査研究がしたいと、生物の調査研究をしたいっていう研究者の方々はいらっしゃるんですけど、なかなか予算が下りない上に、研究所や大学の許可が下りないということを、そこの勉強会で、私はとても良く聞くんです。例えば、具体的に1つの大学を名指しは出来ないんですけど、少し伏せてしまいますけど、あの-…、原発事故の後、生物への調査研究をされていた研究室の方が大学側から日本訳を出すな、と。英語の論文を海外の学会に発表するのであれば、許可をするということになり、しかしそこのチーム、研究室の方々は、一番情報を伝えたいのは日本の人たちなので、でもその条件でしか大学で研究をすることは出来なかったから、私が勝手にその英語論文を探して当てて、そして理解をしたというテイで記事を書いてくれと、わからないことがあれば全部答えると、そういうことがありました。
なので、様々な生物影響を、生物への影響を、調査されている研究者の方々はおられるんですけど、でも、ま、おられるというか、なかなかやりにくいなという状況で調査研究をされていて、それがなかなか情報が共有できる状態にないと思うんです。(聴衆、聞き取れず。)はい、国が、(国立の大学は一切予算を付けない。←聴衆)国立の大学は一切予算を付けない、うんうん。(聴衆、聞き取れず。)はい、それはそれでいい?よくないんすよ、はい。(聴衆、聞き取れず。)憲法改憲ですか?憲法改憲については、私は、ん?(後ろから話しかけられ振り向く。)憲法改憲については私は安倍政権が出している改憲案には反対です。もう…ん?はい、(選対長マイク交代「失礼します。質問していただくのもいいんですけども、他の話を聴きたい方も沢山ここには立っているんで、もうあと1つってのはなくなったんで、もうなしです。すみません、失礼します。」)ホント?いいけど。(聴衆と選対長はける)(頑張ってください!←聴衆)有難うございます!(声援・拍手)有難うございます。(拍手)
(安倍さんがね、なんかどっか、なんかなればいいんだけど←聴衆)なんかなればいいんすか?(うん、何にもなんないから、日本はもうあきらめてます←聴衆)(おしどりマコです!←ケンちゃん)おしどりマコです。そう、でも私、意外と、なんていうんでしょうね、安倍政権を倒す!とか、あまりそういうのでもなくて、安倍政権を支持している方々と、どうやって話し合えるか(拍手)そういうことをしたいんです。一から百まで同じ意見の人っていうのは、ホントにいないので、どこの部分が一緒で、どこが違うのか(拍手)どこが連携が取れて、どこが議論ができるのか、そういうことをコツコツ繰り返したいんですね。
私、原発事故の取材をいていて、一番勉強になったのが、原子力を推進している、自分で原子力ムラの住人だとおっしゃっている放射線防護の研究者が、福島第一原発事故は住民がキチンと守られていない、と、そういう方々の意見です。原子力、必要だけれども、原子力推進側なんですけど、でも原発事故は放射線防護が住民の方々、そして作業員の方々、ちゃんと守られていない!と、放射線防護の学問を踏みにじってる!と、そうおっしゃる研究者の方が、一番議論ができて勉強になったんです。原子力は必要だけど、原発事故のことは間違っている、と。
なので、でもそういう研究者の方々のご意見は、脱原発とか、原発推進の二択で括ると、こぼれ落ちちゃうんですね。なので、ホントに意見が違う方々と、どこが違うのか、どこが一緒なのか、それを繰り返し議論していくことが、選択肢を探すこと、解決方法を探すことだと、思っているので、その議論をするときに、情報が、きちんと情報が私たちのところにないと、どちらかの情報が足りなかったり、偏ってたりすると、ちゃんと話し合いができないので、まず情報が欲しいと、情報が出てくるべきだと、思います。(まだ間に合う!←聴衆)そう!ね!私もそう思うんです。(まだ間に合う!←聴衆)まだ間に合うんです!(20年前の話!←聴衆)おぉ?なんだ、20年前まだ間に合うって話?(20年前に、言っていいですか?20年前から原発はダメだって)うん(わかってんのに、)うん(20年後起きちゃって、起きた後に、また時間が経っちゃって、)うん(諦めてんのに、)うん(諦めてないあなたがスゴイ!←聴衆)ああ笑!有難うございます。(僕も諦めない!僕も諦めない!←聴衆)(拍手)有難うございます。(?ちたー?聞き取れず←聴衆)そう、(遅いよ!急に?聞き取れず←聴衆)そう、私も遅いです!(バカ日本バンザーイ!←聴衆)ははは!複雑な、エールを有難うございますッ!ふふ!ほんとに、今、今もう一度、私自身が、怒らなかったら、諦めてしまったら、もう、本当に、私は生きている価値があるのか、というぐらい悔しんです!原発事故があって、2011年も一番悔しかったんですけど、でも私が、ホントに絶望を感じたのは、2016年や17年や、原発事故が遭って何年も経ってからでした。それは、事故があって、怒ってる人、知りたがりになった人、声をあげはじめた人が、増えたと、ひょっとしたら、ひょっとしたら、少しマシな方向に行くのかもしれないと思ったんですけど、でも全!然!そうじゃなかったっていうことを、あちこちで目の当たりにした時に、本当に打ちのめされました。でも、でも、本当におっしゃる通り。諦めないです。(諦めない←聴衆)諦めないです。(まだやってんのがおかしい←聴衆)頷く。
まだ8年だと思ってます、まだ出来ることは沢山あって、そして、そして、日本で、震度7地震が沢山続いていて、首都直下地震もいつ来るかわからない。私、神戸生まれの神戸育ちで、阪神淡路大震災にも遭ったんですけど、そして、東日本大震災もあって、地震は何度でも来る国なんだと思います。
でも大切なのことは、地震が来た時に、どうするか。そして、過去の知見を将来に活かしていくことだと思います。地震が沢山起こるこの国で原発事故があったのに、古い原発がどんどん動いていく、と。それを沢山の方々が、自分には関係ない、と、遠くの問題だ、と、自分だけは逃げれる、と、自分は守られてる、と、そう、思ってしまうのだとしたら、この社会の沢山の問題は、もう全然解決されないんじゃないかと思って、このわかりやすい大問題を、おかしいよね!っていう人たちが、声をあげる人たちが、沢山いる世の中にしたいと思います。(拍手)(マコちゃん!←ケン)有難うございます。おしどりマコです。(声援)おしどりマコです。(安倍が、安倍が思っている自信をぶっ潰してください!←聴衆)はははは!(安倍が思っている自信はクズです!←聴衆)ははは!や、あの、さっきからマイクなしで声の圧がスゴイな!と思って、ふふ。(安倍さんいらなーい!←聴衆)あははは!そう、(借金!←聴衆)安倍さんが、しゃべっておられたり、私は安倍さん一番ショックだったのは、2013年の、東京オリンピックが(俺、全部ショックあれ!←聴衆)日本に決まった時、ブエノスアイレスでのIOC総会の動画を観ていた時、東京電力の記者会見では、汚染水の漏洩事故が相次いでいて、オリンピックが決まる10日前には、レベル7、2011年のレベル7以来、レベル3と認定された汚染水漏洩事故があったのに、その10日後には、世界に向かって、『汚染水はブロックされている』『福島第一はアンダーコントロール』と、そういう言葉が出た時に、驚きました。
でも私はその時に、安倍さんに腹が立った、怒りがあったのではなく、そういう明らかな嘘を、わかりやすい嘘を言っても、日本の人たちは怒らないだろうと、そう舐められていることにショックを受けたんです。東京電力の会見を見れば、東京電力のホームページのプレスリリースを見れば、原子力規制庁のプレスリリースを見れば、福島第一原発の汚染水がどういう状況になっているのか、どういう漏洩事故が直前に起こっているのか、すぐわかるのに、安倍総理は、汚染水はブロックですと、世界に言えるんだと、それくらい私たちは舐められているんだと、それがショックでした。因みにその後すぐの東京電力の記者会見では、たっくさんの記者さんが、東京電力に、『汚染水はアンダーコントロールってどういうことですか?』あの、総ツッコミをしていて、東京電力自体は『わが社といたしましても、総理のご発言の趣旨を、国に確認しました。』と言っていたので、東京電力もびっくりしていた発言なんだと思います。その時の記者会見には、中国や海外のメディアもいっぱい来ていて、レベル3の汚染水の事故があったのに、汚染水はブロックしていると、なぜ世界に言えるのだ?と、そう質問されていました。
なので、私が一番やりたいことは、情報を私たちの手で、私たちが、諦めないし、舐められないし、自分で動くし、自分で考える、そういうことをやりたいんです。(拍手)
有難うございます、おしどりマコです。(マコちゃん!←ケン)(拍手・声援)おしどりマコです。
今年の参議院議員選挙に、全国比例で、立憲民主党から立候補します。おしどりマコです!(声援)有難うございます!(変えてもらったね←ケン)
社会を変えるには、社会を変えるって壮大なことなんですけど、でもそうではなくって、自分の半径5mをコツコツ変えて行くことだと思います。(そうだ!←聴衆)自分の周りを、沢山の人達が変えて行こうとしたとき、そういう社会の変わり方こそが、私は一番いいのではないかと思います。(いいねー!←聴衆)
だれかヒーローが出てくるのではなく、誰かに任せるのではなく、自分たちの社会は、自分たちが作ろう、と。そういう方々が、沢山いる世の中でありたいと思います。(いいねー!←聴衆)
おしどりマコです。(拍手)有難うございます!
選挙の時の1票も大切ですけど、生活の中には、社会を変える1票が沢山あると思います。どこに足を運ぶか、誰と時間を過ごすか、何を買うか、誰と、何をしゃべるか、そういうところにも、社会を変える生活の中の1票が沢山あると思います。
7月21日の参議院議員選挙、選挙の時の1票も大切なので、どうぞみなさん選挙に行ってください。(拍手)そして、選挙期間中、色んな方々と、隣の方々と、赤の他人の方々と、社会のことを、選挙のことを、どんな社会に住みたいかを、話してくださると、とても嬉しいです。(声援)
おしどりマコです!(拍手・マコちゃん!←ケン・拍手)有難うございます!
今年の参議院議員選挙に全国比例で立候補します!生活の中に沢山1票はありますけど、オッケー、8時ね。(タイムオーバーでマイク無のナマ声に切り替え。)

今日の、この7月4日の、夜の1票!そう!(夜の1票!←聴衆)こうして、皆さんが足を運んでくださって、足を止めてくださって、話に耳を傾けてくださったことを、とても感謝しています!(掛け声)ありがとうございました!(拍手・有難うございましたー!有難うございましたー!チラシと寄付のお願い←ケン)

(~〆説略~)

 







7/4公示日 おしどりマコ第一声@東電前【文字起こし】(15分)

 

2019年7月4日(木曜日)12:00~@東京電力本社前

(~前説略~) 

菅直人いよいよ、参議院選挙がスタート致しました。おしどりマコさんには何としてもですね、日本の原発を無くし、世界の原発を無くし、そして安心な世界を作るために、当選してもらいたい!
私も、うちの嫁さんを口説くと次くらいに一生懸命マコさんを口説きまして、立候補を決意してもらいました。またこの東電のこの本社に来るのは、2011年3月15日の午前4時半ごろでしたでしょうか?東電に私、ひとりとして乗り込みました。そしてその時にはあるいは、東電の皆さんが、社長を含めて、危険だから、現場から撤退したいという、そういう考えをお持ちだったようでありますが、私は何とかそれは、危ないことはわかるけども、それをやられてしまうと、その後、原発のコントロールを出来る人は、他には居ないもんですから、ここはなんとか、踏ん張って欲しいということを申し上げたのもその3月15日の午前5時か6時の頃のことでありました。
それから、8年が経過しました。幸いに、と言うと誤解を招くかもしれませんが、ほんとに、一つ間違っていれば、東京中から250km圏の範囲で人々が、50年100年と逃げなきゃいけない、瀬戸際だったんですね。そこまで拡大しなかったことは、私は本当に東電の皆さんの踏ん張りも、非常に大きかったと思っておりますし、また多くの関係者が頑張って頂いたことが、非常に大きかったと思います。しかし、同時にいまだに現場に帰れない、福島に帰れない人も沢山あるわけでありまして、そういう問題も含めてですね、これからのエネルギー政策、あるいはこれからのそうした環境政策について、おしどりマコさん、もう私から言うことは無いと思いますが、ずーっとこの東電の記者会見に700回以上ですか?通って、そしてその情報を、一般の国民の皆さんに、わかりやすく伝える。どの新聞よりも、わかりやすく伝える。私はそのことだけでも凄いことだと思うんですね!
特に今の政権は、全て自分に都合の悪い情報は、隠して隠して隠しまくるわけですから。おしどりマコさんにかかると、それが全部わかりやすく皆さんに伝わる。そのことだけでも極めて大きいわけですけれども、是非その力を、今度は国会の中に、参議院議員として参加をしていただいて、大いに発揮していただきたい。今日は数はけして多くはないかもしれませんが、こうしていろんな形でネット上で全国の皆さんに、おしどりマコさんの、このスタートの、最初の、演説。この東電前の、東電本社前での演説を是非聞いていただいて、みなさんのご支持が7月21日、あるいはその前の、期日前投票で、「おしどりマコ」と書いてくださいね!あの、政党名でも個人名でもいいというのはあるんですけれども、「おしどりマコ」と書かないとですね、政党で10人通っても、10番目までに、おしどりマコという個人名の投票が入ってないと、13番目で10人通ったら、おしどりマコさん、入れないもんですから、そういう意味では、これをお聞きの皆さんには、なんとしても「おしどりマコ」と、投票用紙に書いていただくように、心からお願いをして、このおしどりマコさんの記念すべき、最初の遊説の私からの応援のメッセージとさせていただきます。
どうか、おしどりマコさん、そして皆さん頑張ってください!宜しくお願いします!(拍手/有難うございます。←マコ)

(~つなぎ略~)


おしどりマコみなさんこんにちは!(こんにちは!←聴衆)おしどりマコです!ちょっと失礼して、みなさんにおしりを向けさせて頂いて、東京電力の方を向きます。
東京電力のみなさん!おしどりマコです!警備員のみなさん、お疲れ様です!いつもあの会見の時ににこやかにしてくださってありがとうございます!(ありがとうございます!)おしどりマコです!
今日7月4日、公示日です。参議院議員選挙の全国比例に、立憲民主党から立候補をすることになりました。いえ、立候補します!(そうだ!)おしどりマコです。
2011年の、東日本大震災と、そしてずっと続いている原発事故があって、それを取材し続けて立候補をすることに決めました。
東京電力の皆さん、私は、東京電力の方々を批判したいんじゃないんです。攻撃したいんじゃないんです。東京電力の皆さんを守りたいんです!(そうだ!そうだ!)
原発事故の取材をしていて、一番被ばくされた方、一番被害を受けた方は、東京電力の社員の方です。(そうだ!)250mSv以上あびた方が6人おられて、すべて東京電力の方です。一番被ばくされた方が、680ミリでそのうち、内部被曝が590ミリだということを、どれだけの日本の人たちが知っているでしょうか。
東京電力のみなさん、原発事故があって、一番、一番被害を受けたのは、私は、現場の福島第一原発の、現場の方々だと思っています。
当時、福島第一原発の中にいた方々を取材して、こうおっしゃってました。日立の方も、東芝の方も、地震があって津波がきて、原発が爆発して、そして自分たちが生きて帰れるかわからないとなった時、やっと自衛隊の方々が到着して、嗚呼良かった!と思った時、でも自衛隊の方では原子力のことはなすすべもないので、お願いしますと、どうか行ってくださいと、自衛隊が来て助かったと思ったのに、やっぱり高線量の現場に飛び込まねばならないのは自分たちだった、と、そうおっしゃってました。
東京電力の皆さん、原発事故が起こって、一番、酷い目に遭うのは現場の方々です。そして、東京電力の方々です。協力企業や、メーカーの方々は、契約で被ばく線量の限度があるから、なにか急に、事故が起こった時、一番被ばくしないといけないのは、東京電力、御社の方々です。
震度7地震が続くこの日本で、古い原発をどんどん動かしていって、もしもう一度事故が起これば、一番被ばくするのは電力会社の方々なんです。
東京電力の皆さん、それでも、大変な目に遭うんですけど、今後どうするか、一緒に考えるために、未来を一緒に話し合っていきましょう!
東京電力の皆さん、国から原発事故のあと沢山お金が入ってますけど、でもそれは結局返さないといけないもので、でも、それを返すには、もう一度原子力を動かさないと、柏崎刈羽原発東通原発を、もう一度動かさないと返せないだけの、借金になってしまっていて、どうやったら原子力を手放せるかは、もう、東京電力御社一社だけでは難しいことなんだと思います。
どうやったら原子力を手放せるか、一緒に考えて行きましょう!手放さなければ、一番酷い目に遭うのは、東京電力の方々なんです。
東京電力の皆さん、一緒にこれから話し合っていくために、どうぞ、情報を出してください。2011年3月原発事故があった時、その時のテレビ会議動画を、私はすべて観ました。首相官邸に、ここにいらっしゃる菅元総理大臣に、どれだけ情報が入ってなかったか。原発事故の時すら、東京電力の方々は、あまり情報を、外に、政府に、出されておりませんでした。でもそうして一番酷い目に遭うのは、御社の方々なんです。どうぞ情報を出してください!そして、どうすべきか一緒に考えましょう!
東京電力の皆さん、今日から私は、原発事故の検証をすべきだと、今後の未来をもう一度考え直すべきだと、そう訴えて、選挙にでます。17日間戦って、そして、私が8年間記者会見に通い続けて、東京電力の方々と、今後の日本がどうすべきか、原子力をどうやったら手放すべきか、手放せるか、そして原発事故の検証をもう一度すべきだと、そういう力を手に入れて、戻ってきます!(よし!拍手)
東京電力の皆さん、どうぞ待っていてください!そして、皆さん、どうぞ、おしどりマコと、参議院議員選挙の全国比例には「おしどりマコ」と書いてください。(お願いしまーす!お願いしまーす!)
東京電力の皆さん、どうぞよろしくお願いします!(よろしくお願いしまーす!拍手)

皆さんスミマセン、おしりを向けてしまって。今日から17日間、選挙が始まります。原発事故のことだけを訴えて、原発のことだけを訴えて、選挙に戦うのは、とても難しいと言われているんですけれども、でも、それでも!過去のことに向き合って、未来のことを想って、そして、たとえあまり自分が儲からなくても、遠く離れた誰かが踏みにじられないようにと、そう声をあげて動く人が、沢山いる人が、沢山いる社会を、私は作りたいと思っています。おしどりマコと申します!おしどりマコです!
今日みなさん、雨の中、そして平日のお昼間の中、こうして足を運んでいただいて、有難うございます!
今日から17日間、厳しい戦いになると思いますけど、でも!社会を変えるには、いっきにものすごい大きいことをやるんじゃなくって、自分の半径5mをコツコツコツコツ変えて行くことだと思います。
自分だけではなく、遠く離れた人も、東京電力の方々も、違う考えの方々も、みんなで、どういう方向に進んだらいいのか、どうやったら問題が解決するのかを、話し合える社会にしたいと思います。
情報を共有して、私たちが議論して、選択肢を考える。それを訴えて17日間戦おうと思います。どうぞみなさん、よろしくお願いします!(拍手)有難うございます。

(~〆説略~) 






ドイツの高校生に心配される日本の政府寄り過ぎるマスコミ【抜粋文字起こし】(約15分)

2019年6月21日(金曜日)14:00~@静岡市
プラムフィールドのお茶べりTeaTimeより抜粋【その7】


※下↓の見出しは、ペリスコープ動画の頭出し再生リンクです。

ドイツの高校生に心配される日本の政府寄り過ぎるマスコミ(約15分)

でも、あの-、で、え-少し、三週間前かね?ふんふん(←ケン)あのインターネットのニュースで、少し出てたんですけど、ほう(←ケン)え長野の、小さいミニコミ誌の「たぁくらたぁ」(※1)の方々の出してください。あはいはいはい、オッケオッケ(←ケン・画面にPPTデータ、数枚を提示)(※1:関連記事・参照URL:OurPlanetTV
あの-、色々情報開示請求をして4万枚、色々情報が出てきた中に、あの、とても驚いたものがあったんですけど、はい(←ケン)その長野の編、え-ミニコミ誌の方が、情報開示請求したものというは、原発事故のあと、電通に、どれくらい、え-予算が降りていたのかという情報開示請求をしたんですね。うんうん(←ケン)で、そうすると、様々なデータが出てきて、いろんなものがあったんですけど、こういうものがとても多くてすごくびっくりしたんです。
「安全・安心メディア発信研究会」え-、これは電通の方が、福島県と福島のメディアに対して、どういうメディアの発信をしたら、え-、いいかというその勉強会なんですけど、その復興のために、インターネットで、え-ネガティブコメントというのを減らして、ポジティブコメントを増やすような、ニュース発信をすべきだ、という話で、で-そのネガティブコメントというのはもうはっきり定義してあってね、はい(←ケン)原発事故の、不安をあの発信するのはネガティブコメントで、で-、原発事故のあと、福島県の方で、集団訴訟の支援をしている福島県在住の人に対しても、うん(←ケン)ネガティブコメントだというふうに、もう定義付けられていて、で-そのメディアの発信方法としては、そういう原発事故の不安を言う、ものがそのノイズだと、で-ノイズを減らすということが復興のためにつながるのでそういうメディアの、え-発信のしかたを、というのが、この勉強会の資料としてあがってました。はい(←ケン)で-その-、まあ、この勉強会だけでなく、同じようなかたち、どういう勉強会どういう、え-ものに、電通の予算が使われていたか、何をしていたか、という情報開示請求のデータだったんですけど、その-、これを見た時にね、うん(←ケン)「あ!そうか!」って、その-農民連の方々が、「なんで俺たちは取材されないんだろう」ということをずっとおっしゃってたんですけど、うんうんうん(←ケン)もうそのメディアの方々からは、ネガティブコメント、ノイズというような形で見られていたのかなっていうのを、この情報開示請求の情報を知って思いましたよね。ほんとですよね(←ケン)はいはい。
で-、その-、いろいろ物事を考える時に、本当に情報が私たちのところにない!っていうのは、すごく、議論する時も自分で考える時も、あの-、何も出来ないということで、ふん(←ケン)で、情報が実際こうよくニュースが、え-、情報が、社会に出てこないだけじゃなくて、はい(←ケン)原発事故のあと、めっちゃ感じるんですけど、その-、まいろいろ、今、年金の問題でも、森友・加計学園でもね、ふん(←ケン)情報改ざんとか、黒塗りとか、隠蔽とか、いろいろ問題ありますけど、原発事故のあと、一番感じるのは【調べない】っていう情報隠蔽もあるんだ!ということなんですね。一か所でいいから測ってくれ!っていうのを、測らないっていう情報隠蔽もあると、ふんふん(←ケン)あの-、調べるべきだったのに、はい(←ケン)調べてたらいろいろなことが解るのに、わかっていて測らなかった、調べなかったというのを、原発事故のあと、取材してて感じますね。ほんとですよね(←ケン)本当にね。
なんか僕でもそれ今ね聴いてね(←ケン)ほう、記者会見とかでも感じることありますよ(←ケン)うんうんうん、マコちゃんが大事なね(←ケン)はい、ごめん、質問して、回答でてるときに(←ケン)、はあ、記者さんが席に立ってしまうとか(←ケン)あまあね-、それもやっぱりね(←ケン)それはあんまりちょっと関係ないんだけどね。あそう(←ケン)[会場・笑い]まあいい、まあいいけど-、そのケンちゃんのガッツを受け取ったから、有難う。[会場・笑い]しゃべりたーい!っていう思いを、受け取りました、有難う。[会場・笑い]まあ後で家でゆっくり話しを聴きましょう。[会場・笑い]すみません(←ケン)[会場・笑い]

で-、ホントに-、あの-、ね、まあなんか全然違う話をしてビックリしましたけど、あと3分くらいやからね(←ケン)そうなの!だから違う話を早くしたかったのに、ケンちゃんが急になんかブッ込んできたなと思ってね!もう次の話行こうとしてたのにね!まあいいや、まあまあいいでしょう。はい、へっへ(←ケン)
で-、でも取材するだけじゃ足りないな、情報があって、考えることができて、議論が出来て、そして必要な選択肢は何かっていうのを、繰り返し繰り返し、あの-、全員でやっていくことが社会をつくるということだと思ったんですけど、なかなか情報出てこない!と、出てこない(←ケン)取材をして、ちょっと感じてました。はい(←ケン)で、少し話は変わるんですけど、ええええ(←ケン)ちょっとだけ5分だけ、はい(←ケン)あの-2014年からね、うんうん(←ケン)私たち急にドイツの国際会議呼ばれまして、はい(←ケン)まぁあの-、IPPNWとかね、核戦争防止国際医師会議とか、うん(←ケン)いろいろ、宗教者会議とか、原子力に関する裁判会議とか色々呼ばれてるんですけど、はい(←ケン・2014/3/6 核戦争防止国際医師会議IPPNW@フランクフルトの写真提示)初めて会議呼ばれた時ね、(ケン・2014/2/27 同会議@ミンスクの写真数枚提示)え-、招待状に、インビテーションに「Dr.Mako Oshidori」って書いてあったのでので、[会場・どよめき笑い「へ~!」]、ドクターじゃないし、ひと間違いだなぁと思って、あの「芸人ですよ」って返事を書いたんですよね、うんうん(←ケン)「アイ アム ア コメディアン。」って返事書いたんですけど、[会場・笑い]ま、“知ってます。”って返事来まして、で、国際会議も毎年興味深いんですけど-、その前後に、その地元の教会の方々が、あの地元でやってる平和教育にも力を貸してくれということで、はい(←ケン)毎年ドイツで、ま今はフランスとかスイスにも、あちこち行ってるんですけど、ふん(←ケン)あの-、中学/高校/大学/職場訓練校、あちこちの学校で原発事故の取材報告をしてください、と言われて、毎年回ってます。はい(←ケン・学校訪問の写真数枚提示)で、その-、初めて行った時は、そんな急に遠くの国の、遠くの原発事故、何年も前の話を、2時間、聞いてくださいって言っても、学生の方々は、あ教会が無理矢理突っ込んできたプログラムだーって言って、まぁあまり興味ないて寝てる人多いんじゃないかな?と思ったんですけど、うん!(←ケン・様々な学校訪問写真を連続して提示)もう毎年どこの学校に行っても興味津々で、私たちが話してる間中ずーっと「そのことに関して質問があります」とかいっていっぱい手が挙がるんですよね。そう!(←ケン・同写真連続提示)で-、あまりにも質問攻めで、で-、びっくりしたんですけど、初めて行った時、2014年に行った時びっくりした質問がね、一番マニアックな質問が、はい(←ケン)高校二年の男の子なんですけど、「原発事故に詳しい日本人が来たら一度聴いてみたいと思っていました。」と。「あなたは、福島第一原発の非常用電源装置は、本当に津波で流れたと思っていますか?」って聴かれて[会場どよめき笑い]なあんでそんなマニアックなこと聴くの?!って思ってね!で、聴いたら、インターネットに出ている【国会事故調査報告書/政府事故調査報告書(※2)】の英語版をすべて読んだ!って言うんですって!すごいよ!(←ケン)[会場どよめき](※2:関連参照URL:東京大学情報基盤センター内「福島第一原子力発電所事故報告書まとめ」左リンクに国会事故調/政府事故調アーカイブ有)「すべてを読んだ上で、僕は地震原発事故が起こったと読み取れるのに、無理やり津波のせいにしているような気がする」と、「日本は地震が多い国だから地震原発事故が起こったとなると、ほかの原発を再稼働をしにくいから、無理やり津波のせいにしたんじゃないですか?僕は、そう読み取れました。あなたはどう考えてますか?」って質問だったんです!うん!(←ケン)[会場・低く『ふ~ん…』]びっくりしたよね!ね!(←ケン)で、聴いてみたらドイツの学生さんで、インターネットに出ている日本の事故調査報告書、日本の、え-政府のホームページにある英語版を勝手に読んでる人達が、すっごい多いんです!びっくりしましたよね?はい(←ケン)で-、その-、それでマニアックな質問がいっぱい来て、で-、あの-どこの学校でもね、いろんな質問、ま初歩的な質問からマニアックな質問から、来るんですけど、あまりにも質問攻めで、もう一時間とか質問の時間とっても終わらないので、うん(←ケン・とある学校でのマコちゃんの話聴講風景を提示)でも、次の学校にすぐ行かないといけないのでね、1日に2時間×3校とか回ってましたからね![会場・笑い]もう吉本でもそんなスケジュール組みませんよ!ハードで。[会場・笑い]で-、ここの職業訓練校でしたかね、「あの-、すみません、もう40分質問受付けましたけど、もう次の学校行かないといけないので、最後!もう時間がないので、どーしても質問したい最後の一人、ラストワンだけ手を挙げてください」っていうと、(ケン・先ほどの学校でのマコちゃんの話聴講風景で、ほぼ全員挙手の写真提示)ほぼ全員手が挙がる。[会場・爆笑・拍手]すごーい、みんな手え挙げるんだぁ~と思って、で、誰当てていいかわかんないから、困りました、というと、校長先生がすくっと立って、“彼”とかいうのかなあ~と思ったら、(ケン・校長先生の写真提示)「私は校長なので、優先して校長から質問させてください。」[会場・爆笑]みんな質問したがるんだよね、びっくりしました。で-その-、そうゆう質問したがりなんですけど、「でもやっぱり時間がないからごめんなさい!次の学校行かないといけない!」って、走ろうとすると、うん(←ケン)教室出ようとするとね、はい(←ケン)あの写真、バリケードのヤツ行ってください。はい(←ケン・学生に囲まれるマコちゃんの写真提示)もうこのあの、ここの外に出たい!ってするんですけど、こうバリケード張られて、「1人1分1問でいいから答えてください。」[会場・爆笑]って出してくれないんですよね。「なーんでこんなに原発事故のことを興味あんの?」と、聴くと、腕組みしてる彼が教えてくれたんですけど、「僕が今学校で勉強している目的は、大人になったときに第三次世界大戦を、どうやったら起こさずに済むか、ということを根底に、外国語とが歴史とか、すべての科目を学んでいます。」と、「なので、原発事故のことは他の国のことでも、エネルギー政策とか、え-核兵器のこととかで戦争につながり易いような気がして、僕はとても興味があるんです。」と言われて、「うわぁ凄いね!みんなおんなじ感じなの?」って聞いたら、「いや私は将来医者になりたいので、被ばくに興味があります。」と、「僕は環境の研究をしたいので、土壌汚染とか水質汚染に興味があります。」と、みんなそれぞれ別の観点から勝手に原発事故のことを調べてるだけだったんです。すごい(←ケン)わ、すごいねー!と思って、「じゃあ、え-、質問、あのできるだけ受け付けたいんで、なんですか?」と聴くと、意外と原発事故の質問じゃなくてね、ねえ(←ケン)「え-、ナチスのように憲法を変えるといったタロウ・アソウはなぜまだ現役なんですか?」[会場どよめき笑い]「ドイツだとありえないんですけど。」って聴かれてねね!(←ケン)で、もうその-質問、結構政治家の発言のことに関しての質問が多かったんですけど、すごく詳しんですよね、詳しい詳しい(←ケン)で、日本の政治だけじゃなくって、あのフランスとかイギリスとかアメリカとか、他国の政治とか、政治家の発言にも詳しいので、すごいねー!!と思って、うん(←ケン)15歳・16歳の学年だったんですけど、そう(←ケン)でもう「15歳16歳で、こんなに政治に詳しいんだったら、もうみんな支持政党、持ってるんじゃないの?」って聴いてみたら、なんか普通に「あ僕、あの社民党支持してます。」「僕、緑の党に考え方が近いです。」「私は政党・左、THE、あの-THE LEFT っていう左翼の党が好きです。」とか、みんなそれぞれ支持政党があったんですよね!はい(←ケン)で、「えらいね~!私、15歳・16歳の時、支持政党なんか考えたことなかったし、今の日本の15・16で支持政党ある人、ほとんどいないと思うよ、えらいねぇ~」って言ったら、ね(←ケン)あのこの背の高い彼がね、うん(←ケン)「それでは日本は選挙権を持ってから支持政党を考えるんですか?それじゃあ遅くないですか?」って言われて[会場・笑い]「おっしゃるとおり。大人が恥ずかしいことを…。」ってなりましたよね。ほんとにねー!(←ケン)で、学校行ってる時が、みなさんと質問受け付けたりしてる時が、一番勉強になりましたよね。はい(←ケン)で、「原発事故以外でも質問していいですか?」って言うと、あの聴かれて、うん(←ケン)「答えられることだったら…」っていうといろんな質問出てね、そう(←ケン)2014年/15年/16年、毎ッ年あちこちの学校で聴かれたことが「NHKの会長はアレで大丈夫ですか?」[会場・騒然・笑い]って言われましたね!ね!(←ケン)毎年ドイツの高校生が「ミスター籾井は」って聞いてくるっていうのは衝撃でしたね。衝撃(←ケン)でまあ、ミスター籾井、居なくなってからは質問出ないだろうって思ってたんですけど、2017年/18年聞かれたことが、はい(←ケン)「なんで日本の報道は、あんなに政府寄りなんですか?」って聞かれるんですよね。うんうん(←ケン[会場・低く『フーン…』]で、あ-これなんて答えようかな、難しいな-と思って、苦肉の策で、「そうですね、日本のテレビや新聞のトップの人たちは時々総理大臣と一緒にご飯を食べるんです!」って言ってみたんですよね。うっふっふ(←ケン)そしたらね、高校生が机が叩いて「ッウソでしょ!!ギャーーーッ!!」って興奮するから、「なんでご飯食べるって言ったらそんな興奮してんの?」って聞いてみると、後ろ向いてる彼が教えてくれたんですけど、そう(←ケン)「報道というのは、プレスというのは、政治家の記者会見で出されたコーヒーにも、手を付けてはいけないくらいに独立していないといけないんじゃないですか?それなのに日本の報道のトップの人たちが、総理大臣と一緒に時々ご飯を食べるなんて、それはもう日本の報道は報道じゃなくって、政府の広報になってるっていうことを、僕たちは一瞬でよくわかったんです!」って言われて、ね(←ケン)[会場・ささめき、低く『フゥ~ン』]わ!そういう考え方なんだ!あのなんかすいません…こっち恥ずかしかったですけどもね。恥ずかしい事多いよね!(←ケン)そう、うんうん(←ケン)だから本当にあの学生の方々の質問を聴いて、答えたりして話してる時が一番勉強になりました。はい(←ケン)
、そのどこ行っても本当にいろいろな質問が出て、うん(←ケン)で、それもね、あの-ものすごい専門的なことから、色んなことだったので学校のあちこちの先生に、聞いてみたんですよね?はい!(←ケン)「なんでドイツの学校はこんなに質問が出るんですか?」って聞いてみると、うん(←ケン)もうあの、あ違う!一番初めに「原発事故の授業、なんかやってるんですか?」って聴いたら特にやってなくてね、はい(←ケン)その-、「ごめんなさい、あの-、特にやってないんだけど。」という話だったんですけど、でもみんな詳しいんですよ。そうそう(←ケン)で、「なんで詳しいんですか?」って、あちこちの学校の先生に聴くと、聴いてみた!(←ケン)どの先生も同じようなことを言われたんですね。で-、と、いうのは、「ドイツの戦後の教育は第二次世界大戦をとても踏まえている」と、ナチスヒトラーは、民主主義の選挙で選ばれたので、で-、愚かな市民であれば、愚かな代表を選んでしまう。」と、「なので、誰か偉い人、賢い人、権力者、政治家、え-研究者、力を持った人の意見を鵜呑みにするのではなく、市民それぞれが自分で調べて考えて、議論したり、動いたりすること。それが重要だ、と、ドイツの戦後の教育は踏まえているので、学生は、授業でやらなかったとしても、勝手に勉強して、調べて、たくさん質問して、発言するんですよ。」ってことを言われたんですよね。はい(←ケン)で-、他の学校では、ふん(←ケン)「なんであのこんな質問多いんですか?」って聴くと、うん(←ケン)まあ同じようにね、まあ戦後の教育を、え-戦後は、え-第二次世界大戦のことをとても踏まえていると、ナチスヒトラーが出てきた時は、ドイツの国民の大部分の人が、遠巻きに見ていて、まさかナチスが主流になるわけないだろう!と、自分に関係ない、と、見ているうちに、あれよあれよという間に主流になっていったので、ドイツの戦後の教育は、最後の一人になっても、自分に関係なくても、きちんと自分の頭で考えて、意見を発言する。それを根底に置いているので、ドイツの学校あちこちみんな勝手に発言するんですよ。」と、ふーん(←ケン)そう言われました。そうかーー!私、戦後、そのね、ドイツと日本一緒に戦争に負けた、と思ったけど、その教育が違ってたのか!って、思ったんですけど、思いましたね(←ケン)去年またドイツに行ったときに、教育だけじゃなかった!ってことが解ったんですね!そうそうそう(←ケン)で、去年行ったとき、やっぱりまた原発事故のことにすごく詳しい人たちがいて、そうこれ高校です(←ケン・新しい学校での訪問写真提示)高校生なんですよ。で-、あの-、2011年、当時ずーっと情報を見ていないと、今から調べても分からないようなことを詳しい人たちが何人も居たので、「なんで?」って聞いてみたんですね。で、そうすると、え-、一人の高校生教えてくれて、「あなた達、小学生だったでしょ?」って聴いてみたんですよ。はい(←ケン)そしたら「確かに僕、2011年は9歳でした。」と、「でも僕のお母さんがドイツのテレビの、え-原発事故のニュースを見ていて、その時僕に一緒に見なさいと横に座らせました。」と、「でも、津波の映像とか、爆発の映像が怖いので、泣いて観たくないと暴れたんですけど、そうすると、僕のお母さんが、後ろから羽交い絞めにして、[会場・笑い]逃げないようにして、耳元でこう言いました。」と、「あなたね」って、「これは地球上で起こった事実なのだから、目を逸らしていてはダメ。あなたが大人になった時、物事を考えるときの判断材料とするために、怖くてもちゃんと視なさい。」と、「そう言って、原発事故のニュース解説をしてくれながら一緒にみました。そんな感じで僕は2011年、ドイツのテレビで流れた原発事故のニュースは、お母さんと一緒にほとんど視たと思います。だから僕は2011年、9歳でしたけど、原発事故のことに、とても詳しいんです。」と教えてくれたんですね。そう!(←ケン)「みんなそうなの?」って聴いたら、「私はお父さんがやってくれた。」とか「うちは家族全員で原発事故のニュースを見ていた。」とか、口々に教えてくれて、学校が、日本とドイツは違うんだなと思ったんですけど、教育が違うのかな?って思ってたんですけど、うん(←ケン)教育だけじゃなくて、学校に来る前のお家も、ものすごく違うんだ!ってことが、わかりましたね(←ケン)ホントにわかりましたよね!ね!(←ケン)ホントにね!
で-、あの、時々私たち、本の学校の、はい(←ケン)え-先生にも、原発事故の取材報告してくれ、そしてドイツの話をしてくれって呼ばれるんですけど、あの-、そうするとね、うんうん(←ケン)え-時々感想文が来て、面白いんですけど。去年、千葉の高校の人たちからもらった感想が面白かったね。はいはい(←ケン)ドイツの学校の話ししてくれって言われたんで、すると、うん(←ケン)え-『自分はドイツの高校生に負けてると思った。』とか『支持政党とか、考えたこともなかった。』とかね、はい(←ケン)『わからないことがあれば自分で調べればいいということがわかった。』って書いてあって、[会場ささめき]ふっふっふ(←ケン)それ別に初めからわかってても良くない?と思ったんですけどね。[会場・笑い]まあね、ま調べたらいいんですけどね(←ケン)そう、で、一ッ番面白かった感想が、『今日僕は、家に帰ってお母さんに質問してみました。』と、うん(←ケン)『“お母さんの支持政党はどこ?”』[会場・ざわめき『おー!』]『そうするとお母さんは“そんなことを口に出して聴くもんじゃない”』と、[会場・笑い]わお!(←ケン)で、『“あなたは外に出て、他の大人の人に、支持している政党はどこ?とか聞くもんじゃないのよ”と、[会場・『へぇ~…』]“政治の話は明るいところで、大きな声でするもんじゃない”と、そう怒られました。』と。[会場・ささめき『へぇ~…』]うん(←ケン)『でも僕はドイツの高校生に負けたくないので、選挙権を持つ前に支持政党をどこにするか、考えたいと思います。』って書いてたんですけど、なるほど(←ケン)その感想文を読んだときにね、うん(←ケン)9歳の男の子に、怖いって泣いても原発事故のニュース視なさいって、[会場・低く『うーん』]みせるお家と、はい(←ケン)高校生の息子さんに政治とかはもう口にしちゃだめなんだよー、ははは(←ケン)っていうお家と、本当に学校だけじゃなくて、社会を作っていくお家の考え方として、ものすごく大きく違うなと、違うな(←ケン)思いました。ホントにね。ホントやね(←ケン)で、いろんろお伝えしたいことあるんですけど、ええええ(←ケン)一旦ここで皆さんと、お茶を飲みながら、いろいろ話し合っていくスタイルに切り替えましょうか!そうですね!(←ケン)