カッテレンできるかな

生活者、たった1人からはじめてみるおしどりマコちゃんのカッテレンの記録です。東三河の片隅からハミガキするように社会のことを考えて、半径5mを少しずつ変えてみたいと思います。

7/4公示日初日街宣@新宿【文字起こし】(約40分)

 ※画像をクリックすると Periscope(ペリスコープ)に飛びます。

 

2019年7月4日(木曜日)19:00~@新宿西口地下

みなさん、こんばんは!おしどりマコと申します、おしどりマコです。
今日から始まった参議院選挙に全国比例で立候補しております、おしどりマコです。私は芸人なんですけど、(←ここまで中継中メモ)

(~※以下録画スタート部分からの起こし~)


選挙に挑戦することになりました。こうして、新宿で、マイクを握るということは、なぜ自分がここに立っているのか、と、本当に何度も思います。おしどりマコと申します、おしどりマコです。
私は、吉本に所属していた芸人なんですけど、2011年の東日本大震災と、そして、そこからずーっと続いている原発事故の取材をしています。おしどりマコです。
新宿は、吉本の本社がありまして、ここからすぐ近くの新宿のルミネに、私も芸人として、舞台で出ておりました。(そうだね←ケン)ね!で、一応私もテレビ業界の端っこにおりましたので、原発事故の時、テレビで直ちに影響はありませんと、そう繰り返しニュースが流れていた時、テレビに出ているミュージシャンや俳優やタレントや、もちろん芸人も、原発事故の汚染を逃れるために、どんどん東京から避難して行きました。で、でも自主規制なんですけど、吉本の舞台では『原発と爆発と言う言葉は一切使うな』と、そういう指示が出ました。テレビでは、直ちに影響はありませんというニュースが繰り返し流れている時、テレビで働いている人たちが、どんどん東京から居なくなっている、と。これは一体どういうことが起こっているんだろうかと思い、芸人ですが、自分で取材をはじめました。
そこから8年、ずーっと取材を続けています。ま自分が取材をするとは思わなかったんですけど、(声援)有難うございます。おしどりマコです!そうですね、名前を時々言わねば。おしどりマコです。
原発事故があって、報道が悪い、政治家が悪い、研究者が悪い、誰かが悪い、そうではなくって、怠けていた自分が一番悪いと、そう思うようになりました。
誰かが、私を幸せにしてくれるんじゃなくって、自分で考えて動かねばならなかったのだと、誰かが勝手に私を守ってくれるんじゃなくって、私に一番いい情報を、勝手に教えてくれるんじゃなくって、自分で知りたいことは調べて、動かねばならなかったのだと、思うようになりました。おしどりマコです、(マコちゃん!←ケン)おしどりマコです。(声援・拍手)すみません、有難うございます!時々、あの名乗るのを忘れないようにと、後ろから言われております、おしどりマコです。
私は、情報が、世の中にきちんと出てくれば、情報が社会で共有されれば、それぞれ考える人たちが増えて議論が進んで、どういう選択肢が必要か、私たち自身が考えて、生み出すことが出来る、それが一番フェアな社会だと、そう思って取材を続けて、情報をせっせと社会で共有しようと、そう8年、動いてきました。
でも、取材だけでは足りないことも多くって、原発事故の取材をしていると、そもそも調べない、っていう情報隠蔽が沢山あるんです。厚労省の統計の問題とか、森友・加計学園の問題とか、情報は黒塗りだったり、改ざんだったり、色々な隠し方があるんですけど、原発事故では、わかっているのに、調べないとダメとわかっているのに、そもそも調べなかったり、調べてください!っていう要望があるのに、それでも調べなかったり、そうゆう情報の隠し方があるのだと、知りました。
おしどりマコと申します。思い出したように言っております。おしどりマコです。(拍手)有難うございます。(拍手)
なので、取材をして、情報を社会に出すだけでは足りないのだと思い、出来ることは、出来るだけやろうと思うようになりました。有難うございます!立ち止まって頂いて、おしどりマコです。(声援)
原発事故のことだけを掲げて選挙にでるのは、とても不利だと、もっと消費税のこととか、年金のこととか、教育のこと、介護のこと、奨学金のこと、もっと生活に身近なことも話をして、そして選挙に出た方が票に繋がると、よく言われます。
けれど、自分に関係なくても、自分に関係ない問題でも、遠くの誰かが困っていることに、踏みにじられていることに、怒る人が、声をあげる人が、沢山いる世の中が、それが居心地のいい世の中だと思うので、遠い話かもしれないですけれど、原発ことを、原発事故のことを、それを言い続けて、選挙に出ようと思います。(拍手・声援)有難うございます、おしどりマコです。
凄い難しいんですけど、でもなんかそんなこと言って最後、なんか消費税とか叫んでいたら、もうなりふり構ってなかったらスミマセン、本当に(笑)。
でも、本当に自分に関係なくても、誰かが踏みにじられていることに、声をあげる人が沢山多ければ、沖縄の辺野古の問題とか、奨学金の問題も、海外の技能実習生の問題も、色々、自分に関係ないけど、でもおかしいよね?っていう人が沢山あれば、今の世の中の様々な問題というのは、より早く、解決の方向に向かうのではないかと思います。(声援)
原発事故の取材をして、今日も今、東京電力の記者会見から走ってきたんですけど、原発はいつ、どのような形になったら大体のゴールになりますか?と、私、東京電力の社員の方々や、原子力規制庁の方々や、取材ではなく、本音を教えてください、個人的な考えを教えてください、と、よく聞くんです。
そうするとみなさんおっしゃるのが、福島第一原発は大体、50年から70年後に一旦のゴールに向かえば、早い方です、と、まだマシな方です、と、そう言われます。50年後から70年後、70年後、ま50年後もそうですけど、私は生きていないと思います。そして、そう答えてくださる東京電力や、原子力規制庁の方も、生きてはいらっしゃらないと思います。
未来の世代に、70年後や100年後の世代に、問題を先送りしてしまう事。今、未来に問題を先送りにすることと、沖縄や福島や、遠くの誰かが踏みにじられている問題を考えることは、おんなじだと思っていて、今の自分たちには関係が無くっても、ほんとは関係あるんですけど、遠くの誰かや、未来の誰かが、困ること、踏みにじられることは、それはおかしいと、沢山の方々が、声をあげて動く世の中を作りたいと思います。
(Periscope音飛び→Twicasから補完  ココ↓から)
今日私は第一声を、東京電力の新橋本店の前で、マイクを握ってきました。東京電力の前で、選挙の一番初めの演説をして、その後普通に、東京電力の記者会見に行ったので、警備員の人は、めちゃくちゃ笑っていました。ふっふっふ、「来たの?!」って言われました。私が、東京電力の方々にお伝えしたことは、私は選挙に出て、原発事故の検証をどーしてもしたいんだ、と。そしてそれは、東京電力の方々を(←ココまで)攻撃することではなく、批判することではなく、東京電力の方々を守りたいんです、と、(いいぞー!←聴衆)そう言ってきました。
私は福島第一原発事故で、一番踏みにじられたのは、福島第一原発の敷地内にいた東京電力の社員の方々だと思っています。
この事故で、一番被ばくしたのは、東京電力の社員の方々で、250mSvを超えたのは6人いて、一番被ばくした人は、680mSv被ばくしました。そのうち内部被ばくが、590です。これだけ、今回の原発事故で被ばくした人がいるということ、私たちはどれだけ知ってるでしょうか。なぜ、東京電力の人たちが被ばくしたかというと、原発事故が起こった時、まあ敷地内に居る作業員の方々は、何か月で何mSvかという契約で働いているんですね。だから事故が起こって、爆発して急に線量が挙がった時、その契約以上の線量で動ける人達はいないんです。
だから東京電力の社員の人たちが、自分たちが行くしかなかったので、2011年高線量被ばくした人たちは、東京電力の方々ばかりなんです。因みに、2012年以降は反転して協力企業の方々が、高線量被ばくしていくのですが。でも一番大変だった2011年に、沢山被ばくをした方々は東京電力です。日立や東芝や、そして東京電力の方々、2011年3月に福島第一原発の敷地内に居た方を取材すると、こう言ってました。冷却装置が失われて、線量が高くなって、明らかに高線量になって、生きるか死ぬかの時に、自衛隊が到着して、嗚呼良かった!自衛隊が来てくれた!助かったって、思って、みんなでバンザーイッ!って言ったんですって。でも自衛隊の方々、来たんですけど、でも、原子力の問題には対応できないから、自衛隊の人たちはすみませんと、自分たちはどうにもできません、行ってください、と、言われ、決死隊を組んで、高線量作業をしたのは、東京電力や、日立や東芝や、メーカーの方々だったそうです。自衛隊が来て、バンザイって言ったけど、やっぱり被ばくしないといけなかったのは自分たちだったと、原発事故が起こったら、現場が一番被ばくするんだと、そうおっしゃってました。
なので、2011年の原発事故のその後も、震度7地震が続くこの国で、古い原発がどんどん動いて行って、そしてまた一番酷い目に遭うのは、原発事故が起こって、一番被ばくするのは、電力会社の方々だと、東京電力の方々だと、そう訴えたんです。
東京電力は今、柏崎刈羽原発や、東海第二原発東通原発と動かそうとしていますけど、でも考えてください!そうすると一番また踏みにじられるのは、御社の方々なんです、そう話してきました。
そして、原発事故の後、東京電力に国のお金はいっぱい入ってますけれど、でもそれはいずれ返さないといけない借金で、借金を返すために東京電力は、原子力を動かさないといけない。でも原子力を動かすと、自分たちの社員がまた踏みにじられるかもしれない。どうやったら原子力を手放せるのか、一緒に考えたいんです、と。そう、今日第一声で、東京電力の方々に訴えてきました。(声援・拍手・マコちゃん!←ケン)
有難うございます。おしどりマコです!有難うございます!(声援・拍手)有難うございます、おしどりマコです。(声援)あっはっはっは!なんかあの、陽気な方だなと思いながら、きちんと話を聴いててくださり、有難うございます。(声援)有難うございます。おしどりマコです。(電気は自分で作ろう!←聴衆)あー!いいことをおっしゃる。私もそう思います。電気は自分で作ろう、そして、電気が、どの電気を使うかというより、やっぱり、ちょっと色々、無駄な電気が多すぎるように思うので、どの電気を使うのかというのと同時に、省エネも一番重要なエネルギーシフトだと思います。おしどりマコです!足を止めていただき、有難うございます。(有難うございます!←ケン)
なので、今日からの17日間選挙で原発事故のことを訴えて、検証をもう一度すべきだと、情報を私たちが、きちんと共有すべきだと、それを訴えて、選挙に出ようと思います。
それは、私たち自身のためにもなるし、東京電力の方々や、原子力を使おうとする方々のためにもなるし、そして、今後の、将来のためにや、世界のためにもなることだと思います。原発事故の検証をもう一度すること、もう一度過去に向き合うこと、そして原子力について考えること。
これは、8年も前の事故で、今自分たちの生活には、直接関係はないと思われるかもしれませんけど、でも、遠くの誰かを守ることは、今の私たちを守ることと、おんなじなんです。
原発事故の取材をして、原発事故に限りませんけど、情報を国家が独占して、自分の都合の良いところだけを摘まんで、そして国家に都合の良い結果だけを押し付けてくる。それは原発事故だけじゃなくて、いろんな問題で、いろんな場面で見られることです。
そうではなくて、面倒くさいんですけど、私たちの情報は、私たちのものなので、自分たちの情報を、きちんと手に入れて、共有して、自分たちが考えて、話し合って、議論をして、必要な選択肢はなにか、自分たちで作って、どの選択肢を選んだとしても、行政がきちんとフォローをしてくれる。そういう社会を作りたいと思います。(拍手・声援)
ありがとうございます。おしどりマコと申します、おしどりマコです。足を止めていただき、有難うございます!おしどりマコです。
今年の参議院議員選挙の、全国比例で、立憲民主党から立候補します、おしどりマコです。(声援)有難うございます。(拍手)有難うございます。
芸人が取材を始めた時、2011年、芸人のくせに取材なんかするなと、とても批判されました。バッシングされました。
でも、今もおんなじで、芸人のくせに、政治の話なんかするなと、社会のことなんか語るなと、良く言われます。でも私は2011年に、本当に反省して、自分の住んでいる社会ことは、自分でもきちんと考えるべきだったと、後悔しています。どの仕事でも、何をしていても、自分が住んでる社会のことを考えるのはあたりまえでした。
原発事故の取材をしていて、裁判の取材をしているとき、集団訴訟が、今原発事故に関わる集団訴訟が全国で約30あって、原告の人たちが12,000人居るんですけど、その中で一番大きい裁判、生業(なりわい)訴訟の取材をしていた時、原告が4000人いる福島での裁判です。そこの原告団長が、ずーっと私にいい話をしてくれて、若い記者さんだね、良い記事書いてね、とおっしゃってくれたので、ちゃんと正直に言おうと思って、あ、中島団長スミマセン、あ、中島孝さんって言うですけど、今日私、取材している記者なんですけど、ホントは私、芸人なんです、って言ったら、中島団長が、そうなの?俺、今日原告団長だけど、ほんとは魚屋、とおっしゃってくださって、相馬市の魚屋さんでした。
お互い、原発事故があるまで、社会のことを考えてなかったねって、どんな仕事をしていても、自分が住んでいる地域のこと、社会のことを考えるのは、あたりまえだったね、と。そう話ししました。
中島団長は、俺アホだったー、原発事故があるまで、魚の刺身の切り方のことしかあんまり頭になかった、と、おっしゃって、私もです、原発事故があるまで、漫才台本のことしか、あまり考えてませんでした。でも、これからは、原発事故のことに限らず、色んな社会の問題に関して、きちんと、自分で考えて、そして声をあげるべき時はあげるべきだと、そう話をしました。
あ、おしどりマコです、(マコちゃん!←ケン)おしどりマコと申します。(拍手・声援)有難うございます、おしどりマコです!
なので、芸人なんですけど、今年は、選挙に挑戦して、自分が住んでいる社会のことを、きちんと情報を手に入れて、考える方々が、知りたがりの怒りんぼの人たちが沢山増えるように、そういう社会ができるように、立候補して、調べる力を手に入れたいと思います。有難うございます、おしどりマコです。有難うございます。(掛け声、セツブイ?聞き取れず)
わはは、なんかあの、すさまじい掛け声をありがとうございます。(掛け声、セツブイ?)はっはっは、そう。(「日本のバーカ!」叫び声)ふはは…
あのー、ま、あの賛否両論ある掛け声ですけど、気持ちはわかります。(しゃべり声、聞き取れず。)
今年、選挙に出ることになって、原発事故から8年経って、私は色々情報が出てくれば、もう少し、色々考えが変わる人たちが出てきて議論が進むと思ったんですけど、8年という時間は、2011年の原発事故の時、情報を持っている研究者の方や、政治家の方や、自治体の首長や、官僚の方々が、退官したり、認知症になったり、お亡くなりになったりする時間でした。(後ろで聴衆ざわざわ。)
情報さえ出てくれば、色々変わると思ったんですけど、その情報を持ったまま、お亡くなりになる方がいれば、厳しいなと思うようになりました。
おしどりマコと申します。(声援)おしどりマコでーす!おしどりマコでーす!(知ってるって)へー!あ、嬉しい、有難うございます!おしどりマコです。

(じゃ、マコさん知ってる?原発で…反対側に居た聴衆から話しかけられる。)はい、うん。(ねぇ、あのエリアで、鳥の巣がどうなったか知ってる?←聴衆)鳥の巣?(鳥の巣はね、←聴衆)はい、(樹木の…木々を削…ね、鳥が、親鳥が?巣を作ってるわけ。で、巣の、巣のことが?どうなってるか知ってる?←聴衆)あの、今、鳥の巣のエリアが?、鳥の巣が、あのエリアの鳥の巣がどうなってるか知ってる?っていうご質問をいただきました。(今は原発の話だ←聴衆)原発の話ですね、あの-、ドイツの国際会議に行ったときに、ティモシー・ムソーという、つばめの調査をされている研究者の方と、話をしまして、(その斑点は黄色の斑点、白い斑点、どっち?←聴衆)黄色の斑点、白い斑点?…そうですね(聴衆話しかける、聞き取れず)はい、ティモシー・ムソーという方は、チェルノブイリ原発事故の時に、(そうか…聞き取れず←聴衆)つばめの調査をして、鳥への放射線への影響を調べた方で、同じようにムソーは、原発事故の後、福島にも来て、調査をされています。で、(どういう斑点だって?←聴衆)斑点ですか?斑点……(チェルノブイリの調べと、)はい、(福島の、どういう斑点?)そうですね、(何色だった?)何色だって、なんかなぞなぞみたいな質問が来ましたけど、え-、ティモシー・ムソーの、すみません、ちょっとムソーの話だけさせてくださいね。ムソーは、原発事故の後の調査をしているときに、毎回会議の時に面白いことをおっしゃっていて、人間の被ばくの調査は、ストレスとか、たばことか、飲酒とか、そういうリスクがあるから、被ばくの影響じゃなくて、それはストレスだ、タバコだ、という風に言われるけど、鳥は、つばめは、タバコも吸わないし、酒も飲まないし、ストレスも受けない、あ受けないことは無いと思いますけどね、タバコも吸わないし酒も飲まないからつばめは被ばくの影響を調査するのにいいんだ、そうおっしゃってました。で、そうですね、私ムソーの調査、えー、ムソーというより、日本で、日本の女性の研究者の方がオオタカで、鳥のオオタカで研究していたり、日本の鳥類の研究者の方々が、低線量の影響を、原発事故の後、いくつか調査研究をされていて、そのオオタカの孵化の話だったり、鳥ではないですけど、ヤマトシジミの蝶々の論文であったり、っていうのを私、熟読してたんですけど、私ムソーのつばめの、そうですね、論文、調査研究、何色になるんですか?黄色い斑点なんですか?白い斑点なんですか?(聴衆の声聞き取れず)はい、はい、原発と鳥、(なおも話すが聞き取れず)はい、白い斑点が二つ出るんですか。それは、高線量の影響で、ということですか?フーン。そうですね、そのムソーの、調査研究で、どこだったかな…。川俣町の方で、ティモシー・ムソーは川俣町のところに泊まられて、毎年来られて、つばめを原発事故の後、福島の調査もされておられます。(聞き取れず、…福島に入って色んな野生のアレを追跡やってる←聴衆)はい。(聞き取れず)そうそう、やっておられます。そうです、それ、つばめに限らず、色んな動物で調査をやっておられる方がおられるんですけど、でー…、年に一回、植物とか、海洋生物とか、鳥類、ほ乳類の原発事故の放射線の影響を調査されている方々が、年に一回集まって勉強会をしているんですね。で、それは京都大学の、元京都大学の原子炉研究所の今中先生が福島の事故の後、生物への影響を研究している人たちを集めて、それぞれ情報を共有していこうということを始められて、当時京都大学だった今中先生と、東北大学だった福本先生、もういまお二人とも退官されているんですけど、そしてその後を継いで、北里大学の獣医学科の方々が、主催をされておられるんですけど。そこでいろいろな調査研究が出ています。
で、生物への調査への問題点として、去年、霊長類学会とか放射線影響学会が、環境省や国に要望書をあげましたけど、ニホンザルや、大型の霊長類の調査研究がモニタリングの動物として入っていなくて、予算がついていないんですね。(聴衆、聞き取れず。それはそれでいいや←聴衆)や、よくないです、よくないです。(じゃ、もう一つ)あ、や、ちょっと待ってください、最後まで言わせてください。最後まで言わせてください。(やもう帰んなきゃいけない←聴衆)でも、これは言います(笑)。
それで、私がその取材をして気になっているのは、本当は調査研究がしたいと、生物の調査研究をしたいっていう研究者の方々はいらっしゃるんですけど、なかなか予算が下りない上に、研究所や大学の許可が下りないということを、そこの勉強会で、私はとても良く聞くんです。例えば、具体的に1つの大学を名指しは出来ないんですけど、少し伏せてしまいますけど、あの-…、原発事故の後、生物への調査研究をされていた研究室の方が大学側から日本訳を出すな、と。英語の論文を海外の学会に発表するのであれば、許可をするということになり、しかしそこのチーム、研究室の方々は、一番情報を伝えたいのは日本の人たちなので、でもその条件でしか大学で研究をすることは出来なかったから、私が勝手にその英語論文を探して当てて、そして理解をしたというテイで記事を書いてくれと、わからないことがあれば全部答えると、そういうことがありました。
なので、様々な生物影響を、生物への影響を、調査されている研究者の方々はおられるんですけど、でも、ま、おられるというか、なかなかやりにくいなという状況で調査研究をされていて、それがなかなか情報が共有できる状態にないと思うんです。(聴衆、聞き取れず。)はい、国が、(国立の大学は一切予算を付けない。←聴衆)国立の大学は一切予算を付けない、うんうん。(聴衆、聞き取れず。)はい、それはそれでいい?よくないんすよ、はい。(聴衆、聞き取れず。)憲法改憲ですか?憲法改憲については、私は、ん?(後ろから話しかけられ振り向く。)憲法改憲については私は安倍政権が出している改憲案には反対です。もう…ん?はい、(選対長マイク交代「失礼します。質問していただくのもいいんですけども、他の話を聴きたい方も沢山ここには立っているんで、もうあと1つってのはなくなったんで、もうなしです。すみません、失礼します。」)ホント?いいけど。(聴衆と選対長はける)(頑張ってください!←聴衆)有難うございます!(声援・拍手)有難うございます。(拍手)
(安倍さんがね、なんかどっか、なんかなればいいんだけど←聴衆)なんかなればいいんすか?(うん、何にもなんないから、日本はもうあきらめてます←聴衆)(おしどりマコです!←ケンちゃん)おしどりマコです。そう、でも私、意外と、なんていうんでしょうね、安倍政権を倒す!とか、あまりそういうのでもなくて、安倍政権を支持している方々と、どうやって話し合えるか(拍手)そういうことをしたいんです。一から百まで同じ意見の人っていうのは、ホントにいないので、どこの部分が一緒で、どこが違うのか(拍手)どこが連携が取れて、どこが議論ができるのか、そういうことをコツコツ繰り返したいんですね。
私、原発事故の取材をいていて、一番勉強になったのが、原子力を推進している、自分で原子力ムラの住人だとおっしゃっている放射線防護の研究者が、福島第一原発事故は住民がキチンと守られていない、と、そういう方々の意見です。原子力、必要だけれども、原子力推進側なんですけど、でも原発事故は放射線防護が住民の方々、そして作業員の方々、ちゃんと守られていない!と、放射線防護の学問を踏みにじってる!と、そうおっしゃる研究者の方が、一番議論ができて勉強になったんです。原子力は必要だけど、原発事故のことは間違っている、と。
なので、でもそういう研究者の方々のご意見は、脱原発とか、原発推進の二択で括ると、こぼれ落ちちゃうんですね。なので、ホントに意見が違う方々と、どこが違うのか、どこが一緒なのか、それを繰り返し議論していくことが、選択肢を探すこと、解決方法を探すことだと、思っているので、その議論をするときに、情報が、きちんと情報が私たちのところにないと、どちらかの情報が足りなかったり、偏ってたりすると、ちゃんと話し合いができないので、まず情報が欲しいと、情報が出てくるべきだと、思います。(まだ間に合う!←聴衆)そう!ね!私もそう思うんです。(まだ間に合う!←聴衆)まだ間に合うんです!(20年前の話!←聴衆)おぉ?なんだ、20年前まだ間に合うって話?(20年前に、言っていいですか?20年前から原発はダメだって)うん(わかってんのに、)うん(20年後起きちゃって、起きた後に、また時間が経っちゃって、)うん(諦めてんのに、)うん(諦めてないあなたがスゴイ!←聴衆)ああ笑!有難うございます。(僕も諦めない!僕も諦めない!←聴衆)(拍手)有難うございます。(?ちたー?聞き取れず←聴衆)そう、(遅いよ!急に?聞き取れず←聴衆)そう、私も遅いです!(バカ日本バンザーイ!←聴衆)ははは!複雑な、エールを有難うございますッ!ふふ!ほんとに、今、今もう一度、私自身が、怒らなかったら、諦めてしまったら、もう、本当に、私は生きている価値があるのか、というぐらい悔しんです!原発事故があって、2011年も一番悔しかったんですけど、でも私が、ホントに絶望を感じたのは、2016年や17年や、原発事故が遭って何年も経ってからでした。それは、事故があって、怒ってる人、知りたがりになった人、声をあげはじめた人が、増えたと、ひょっとしたら、ひょっとしたら、少しマシな方向に行くのかもしれないと思ったんですけど、でも全!然!そうじゃなかったっていうことを、あちこちで目の当たりにした時に、本当に打ちのめされました。でも、でも、本当におっしゃる通り。諦めないです。(諦めない←聴衆)諦めないです。(まだやってんのがおかしい←聴衆)頷く。
まだ8年だと思ってます、まだ出来ることは沢山あって、そして、そして、日本で、震度7地震が沢山続いていて、首都直下地震もいつ来るかわからない。私、神戸生まれの神戸育ちで、阪神淡路大震災にも遭ったんですけど、そして、東日本大震災もあって、地震は何度でも来る国なんだと思います。
でも大切なのことは、地震が来た時に、どうするか。そして、過去の知見を将来に活かしていくことだと思います。地震が沢山起こるこの国で原発事故があったのに、古い原発がどんどん動いていく、と。それを沢山の方々が、自分には関係ない、と、遠くの問題だ、と、自分だけは逃げれる、と、自分は守られてる、と、そう、思ってしまうのだとしたら、この社会の沢山の問題は、もう全然解決されないんじゃないかと思って、このわかりやすい大問題を、おかしいよね!っていう人たちが、声をあげる人たちが、沢山いる世の中にしたいと思います。(拍手)(マコちゃん!←ケン)有難うございます。おしどりマコです。(声援)おしどりマコです。(安倍が、安倍が思っている自信をぶっ潰してください!←聴衆)はははは!(安倍が思っている自信はクズです!←聴衆)ははは!や、あの、さっきからマイクなしで声の圧がスゴイな!と思って、ふふ。(安倍さんいらなーい!←聴衆)あははは!そう、(借金!←聴衆)安倍さんが、しゃべっておられたり、私は安倍さん一番ショックだったのは、2013年の、東京オリンピックが(俺、全部ショックあれ!←聴衆)日本に決まった時、ブエノスアイレスでのIOC総会の動画を観ていた時、東京電力の記者会見では、汚染水の漏洩事故が相次いでいて、オリンピックが決まる10日前には、レベル7、2011年のレベル7以来、レベル3と認定された汚染水漏洩事故があったのに、その10日後には、世界に向かって、『汚染水はブロックされている』『福島第一はアンダーコントロール』と、そういう言葉が出た時に、驚きました。
でも私はその時に、安倍さんに腹が立った、怒りがあったのではなく、そういう明らかな嘘を、わかりやすい嘘を言っても、日本の人たちは怒らないだろうと、そう舐められていることにショックを受けたんです。東京電力の会見を見れば、東京電力のホームページのプレスリリースを見れば、原子力規制庁のプレスリリースを見れば、福島第一原発の汚染水がどういう状況になっているのか、どういう漏洩事故が直前に起こっているのか、すぐわかるのに、安倍総理は、汚染水はブロックですと、世界に言えるんだと、それくらい私たちは舐められているんだと、それがショックでした。因みにその後すぐの東京電力の記者会見では、たっくさんの記者さんが、東京電力に、『汚染水はアンダーコントロールってどういうことですか?』あの、総ツッコミをしていて、東京電力自体は『わが社といたしましても、総理のご発言の趣旨を、国に確認しました。』と言っていたので、東京電力もびっくりしていた発言なんだと思います。その時の記者会見には、中国や海外のメディアもいっぱい来ていて、レベル3の汚染水の事故があったのに、汚染水はブロックしていると、なぜ世界に言えるのだ?と、そう質問されていました。
なので、私が一番やりたいことは、情報を私たちの手で、私たちが、諦めないし、舐められないし、自分で動くし、自分で考える、そういうことをやりたいんです。(拍手)
有難うございます、おしどりマコです。(マコちゃん!←ケン)(拍手・声援)おしどりマコです。
今年の参議院議員選挙に、全国比例で、立憲民主党から立候補します。おしどりマコです!(声援)有難うございます!(変えてもらったね←ケン)
社会を変えるには、社会を変えるって壮大なことなんですけど、でもそうではなくって、自分の半径5mをコツコツ変えて行くことだと思います。(そうだ!←聴衆)自分の周りを、沢山の人達が変えて行こうとしたとき、そういう社会の変わり方こそが、私は一番いいのではないかと思います。(いいねー!←聴衆)
だれかヒーローが出てくるのではなく、誰かに任せるのではなく、自分たちの社会は、自分たちが作ろう、と。そういう方々が、沢山いる世の中でありたいと思います。(いいねー!←聴衆)
おしどりマコです。(拍手)有難うございます!
選挙の時の1票も大切ですけど、生活の中には、社会を変える1票が沢山あると思います。どこに足を運ぶか、誰と時間を過ごすか、何を買うか、誰と、何をしゃべるか、そういうところにも、社会を変える生活の中の1票が沢山あると思います。
7月21日の参議院議員選挙、選挙の時の1票も大切なので、どうぞみなさん選挙に行ってください。(拍手)そして、選挙期間中、色んな方々と、隣の方々と、赤の他人の方々と、社会のことを、選挙のことを、どんな社会に住みたいかを、話してくださると、とても嬉しいです。(声援)
おしどりマコです!(拍手・マコちゃん!←ケン・拍手)有難うございます!
今年の参議院議員選挙に全国比例で立候補します!生活の中に沢山1票はありますけど、オッケー、8時ね。(タイムオーバーでマイク無のナマ声に切り替え。)

今日の、この7月4日の、夜の1票!そう!(夜の1票!←聴衆)こうして、皆さんが足を運んでくださって、足を止めてくださって、話に耳を傾けてくださったことを、とても感謝しています!(掛け声)ありがとうございました!(拍手・有難うございましたー!有難うございましたー!チラシと寄付のお願い←ケン)

(~〆説略~)